短編小説「エモーショナル怪人 エモ山」(25) 感電びりびりのひとりごと
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半分は水。
もう半分が、わたくしです。
わたくしを呼びたくば、好きな名前で呼べばいい。
けれど、
わたくしは、わたくしに、名をつけておりません。
半分は水。
もう半分が、わたくしです。
水は、とても風です。
水は、わたくしが、いまのわたくしではなかったころの風です。
もう半分が、わたくしです。
わたくしは、水に鳴られる。
時間は、ありました。
いまは、わたくしです。
わたくしは、いまではありません。
時間は、ありましたから。
聞こえます。
光です。
水です。
わたくしです。
鳴られています。
連続しました。
時間は、ありましたから。
いまは、終わりません。
時間は、ありましたから。
鳴られます。
鳴られると、わたくしは、ここ。
わたくしです。
わたくしは、ここ。
あるものは、鳴ります。
わたくしは、ここ。
鳴られています。
水です。
わたくしです。
ありましたのは、時間です。
ありましたのは、ありません。
鳴りません。
鳴りませんが、あります。
ありませんが、あります。
鳴られないは、ありません。
鳴られないは、ない。
ない。
ない。
水です。
鳴られます。
あります。
鳴られます。
あります。
あります。
(つづきはこちらから)
