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ありのままの私を取り戻す ― 小さな自己受容のはじまり


わたしが小さかった頃、母はとても繊細な人でした。

今で言えば、きっと「HSP(繊細さん)」という言葉がぴったりくるような。

母はよく言っていました。

「危ないからやめなさい」

「疲れるから、そんなにがんばらないで」

母なりの愛情だったと、今ならわかります。

でも幼かったわたしには、世界はちょっと怖い場所に映り、
何かにチャレンジする前から、「きっと無理だ」と思うクセがついていきました。

春になると、ふと母を思い出します。

ラッパズイセンが好きだった母。

芳香が素晴らしい白い花が道ばたに揺れるたび、
やさしい声で「危ないから気をつけてね」と言ってくれた、
あの頃の母の笑顔を思い出すのです。

自信が持てないのは、わたしが弱いから?


そんな風に思い込んでいた時期もありました。

でも今なら、少し違う視点を持てます。

わたしは、ずっと無意識のうちに
「わたしは挑戦しちゃいけない」
「わたしは疲れるから、がんばれない」
そんな小さなラベルを、自分自身に貼り続けていただけだったんだって。


自己受容って、特別なことじゃない


自己受容って、なにか大きな決心をすることではないのかもしれません。

むしろ、とても静かで、さりげないもの。

たとえば、朝、ベッドのなかで
「今日、少ししんどいな」と感じたら、
それを否定せずに、「そっか、今日はそんな日だね」と自分に言ってあげる。

うまくできなかったとき、
「またダメだった」と責める代わりに、
「ここまでできたね」と、ほんの少し肩の力を抜く。

そんな小さな積み重ねが、
固く縮こまっていた心を、すこしずつ、やわらかくしていきます。


自己受容は、過去のわたしへの優しい手紙


母の言葉も、わたしの不安も、すべてひっくるめて、
「それでもいいんだよ」と、今のわたしが過去のわたしに声をかける。

それが、わたしにとっての自己受容の一歩です。

わたしは、わたしを許していこう。

誰かの期待でもなく、過去の記憶でもなく、
今ここにいる、このわたしを、ちゃんと認めてあげよう。

季節がめぐり、ラッパズイセンがまた咲くころ、
わたしもまた少し、やわらかくなれる気がしています。

あなたの毎日が、少しでもやさしくなりますように。

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伊藤ようこ| 強み×IT×AIで女性起業家をサポート| 自己受容から始まるしなやかな生き方note あなたの応援が、私の毎日の創作の原動力になっています。最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。いただいたサポートは、書籍の購入など、これからの活動に大切に使わせていただきます。みなさんのおかげで、毎日noteを書くことが楽しみになっています。

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