骨格調整との出会い
正直、最初はあまり期待していませんでした。
どうせ変わらない。
諦め半分。もしかしたら・・・期待半分。
多分、旦那さんの知り合いじゃなかったら断っていたと思う。
いや、多分ではなく絶対。
そんなふうに思いながら、自宅のリビングにマットを敷いた。
でも、最初にトレーナーさんが私の身体にふれた瞬間、
「えっ、私の身体って、こんなに固まってたの?」
と、自分でも驚くくらい、無意識に力が入っていたことに気づいたんです。
背中、首、骨盤、肋骨……
ゆっくりと手で調整されていくたびに、
ガチガチに固まっていた身体の奥から、
なにかが“ふうっ”と抜けていく感覚がありました。
整体とも違う、初めて受ける施術。
ヨガでも整わなかった心と身体の違和感。
それは、土台である「骨格」が歪んだままだったからかもしれない。
そう思いました。
でも、その人に言われたんです。
「僕じゃ手に追えないので、どんな人でも対応できる師匠を紹介します」
え・・・・
私の身体そんなにやばいんだ。
わかっていたつもりだったけど、やっぱり直接言われると
かなりショックだった。
もう、治らないんだ・・・・
そんな考えしか頭になかった。
「どんな人でも治せる」という師匠とやらの連絡先を教えてもらって
その日の施術は終わった。
「どんな人でも治せる?」医者でも原因もわからなかったのに
そんな漫画みたいな世界がある?
私はもう施術を受ける気はなかった。
でも、旦那さんだけは諦めていなかった。
今思うとそれが救いだったなと本当に思う。
師匠の先生はお店を出されていて
場所が住んでいるところから車で20分くらいのところだったので
気持ちは乗らないけどもう諦め状態で行ってみることにした。
先生は190センチくらいある細身の男性の先生。
とても優しくて穏やかな雰囲気の人
頭頂から背骨、踵まで大きな手で私の身体の骨を
一つ一つ丁寧にスキャンするように触れて何かを確かめていた。
その時間は多分、2〜3分。
先生はホワイトボードを使って私の身体が今どうゆう状態なのかを
わかりやすく丁寧に説明してくれた。
ここに来るまで病院も何件も行った。
でも、誰も教えてくれなかった。
教えてくれなかったんじゃなくて分からなかったんだ。
施術を受けた後、味わったことのない身体の軽さを感じた。
「みんなこんな楽な身体で生きているの?」
私が先生の骨格調整を初めて受けて思ったことだった。
その日の夜ご飯が本当に美味しく感じて久しぶりにおかわりをして食べた。
身体が元気だと心も元気なる。
それも一瞬にして。
身体と心が元気だといつものご飯が10倍美味しくなる。
私は自分の身をもって人が生きていく上で大切なことを学べた気がした。
それから、定期的にその方に骨格調整をお願いするようになりました。
不思議なことに、少しずつ気力が戻ってきていた。
めまいで外に出るのも怖かった日々が、いつの間にか「今日は買い物に行こう」と思える日も増えていた。
少しずつ、行動範囲が広がって、
少しずつ、できなかったことを取り戻して、
少しずつ、「また、ヨガやってみたいな」と思えるようになった。
その“少しずつ”が、私には大きな変化でした。
心って、言葉ではどうにもならないことがある。
でも、身体を通すと、心にも風が通る。
骨格を整えるって、そんな感覚。
“真ん中に戻る感覚”
“自分自身に帰ってくる感じ”
それを、骨格調整は教えてくれました。
私はその体験を通じて、「人を整える」仕事に興味を持つようになりました。
同じように苦しんでいる誰かに、
“身体を通じて心を癒す”という方法があることを伝えたい。
そう思うようになったんです。
だから、私は勉強をはじめました。
身体のしくみ、骨格の構造、筋肉や内臓、神経の関係……
自分自身の身体を救ってくれた“整える力”を、今度は誰かのために使いたかった。
もちろん、すぐに何かができたわけではありません。
迷いも、失敗も、不安もたくさんあった。
でも、「私の経験が誰かの希望になるなら」
そんな想いが、私を前へと進ませてくれました。
あの日、突然私の元に来た「不調」というプレゼント
パニック障害という経験がなかったら感じることができなかった
心と身体がつながる感覚。
あれを私は、必要としている人に届けていきたいと思っています。
このあとの記事では、実際に私がパニック症状や不調から回復していく中で、
毎日のように取り入れていたことをご紹介していきたいと思います。
誰かの役に立てたら嬉しいです。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!!
