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pasteltime
真夜中の魔法の箱 (#片想い文芸部)
会社から帰って ふと気づくと真夜中を過ぎていた
そろそろ寝ないと そう思うのに体は動かない
思い切って 外へ飛びだす
街は寝静まっている
点々と灯りがついている
まるで知らない街のよう
少し駆け足で歩いて行く
よく行くコンビニの近く
見慣れない自販機がたたずんでいる
こんなところにあったっけ
僕は首をかしげる
普通のより幅がせまい
上に『小説自販機』と
ディスプレイも うすく透明な板に
「青春」「恋愛」「ミステリー」
などと書いてある
僕は好奇心でボタンを押した
ジジ、ジジ…と自販機は紙を吐き出す
細長い紙を手に取る
星と男の子の出会いが書いてあった
凍てつく寒さの夜 願いを叶える途中 星が落っこちて
男の子が空に星を返す話
「ふうん」僕はつぶやく
こんな風に僕の願いも叶ったら
ふいに同僚のユイちゃんの顔が頭に浮かぶ
胸の奥で小さな星が光って
スーッと流れていった
了(380字)
ネタは思いついたけど、うまくまとまらなかったり体力が底をついていたので詩にしてみました() 皆様も体調にお気をつけて🏝️
形になっているといいけど。
ナルさんの企画にまた参加させていただきました。いつもありがとうございます。毎回滑り込んでいる…
どうぞよろしくお願いします。
#片想い文芸部
