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番外編|大阪万博、帰宅困難者になった夜

大阪万博、まさかの帰宅困難者になった夜

2025年8月13日。
お盆休みの真っただ中、私は大阪・関西万博を訪れていました。
夜の万博はライトアップも綺麗で、人も多く、まさにお祭りの雰囲気。
昼間は人の波に押されながらも、パビリオンを回ったりグルメを楽しんだりして、充実した時間を過ごしていました。
閉場時間が近づき、そろそろ帰ろうとした時、まさかの事態が起こります。



東ゲートから出られない

帰宅のため東ゲートへ向かいましたがすでにたくさんの人。
そして全く列が動いていませんでした。
何でこんなに、詰まってるんやろ?と思っていましたが特に理由の説明もアナウンスもなし。
人が立ち止まり、ざわめきが広がる中、スマホで情報を探しても公式からの発信は見当たりません。

「電車が止まってるらしい」
「事故かな?」
そんな噂が飛び交いますが、確かなことは分からないまま。
ただ立ち止まって待つしかない時間は、思った以上に不安でした。



会場に戻り、西ゲートへ

このままでは埒があかないと判断し、私は会場内をぐるっと戻って西ゲートを目指しました。
すると「桜島駅行きのバスが出ている」という情報をキャッチ。
(警備員のおじさんありがとう)
それを知った瞬間、少し肩の力が抜けました。

ただ、バス乗り場にはすでに長蛇の列。
それでも、動き出せることが分かっただけで気持ちは前向きになりました。



バス待ちの1時間

西ゲートでのバス待ちはおよそ1時間弱。
夜風が心地よかったとはいえ、昼間の歩き疲れもあり、立ちっぱなしはきつかったです。
それでも、周囲の人と「どこから来たんですか?」なんて会話が始まり、奇妙な連帯感も生まれていました。

やっとバスに乗り込み、深夜0時頃に桜島駅へ到着。
窓から見える工場の夜景が、やけにきらきらして見えました。



意外にも楽しい時間があった

実はこの“帰宅困難の夜”、悪いことばかりではありません。
夜の万博に入れる機会は滅多にありませんから、ライトアップされたパビリオンや、夜空の下でのみゃくととの記念撮影は、むしろ特別な思い出になりました。
日中の喧騒が落ち着き、静かな音楽が流れる会場を歩くのは、まるで別世界に迷い込んだよう。

そして、混乱の中でもスタッフの方々は本当に懸命に動いていました。
大きな声で誘導し、何度も説明を繰り返す姿には頭が下がります。
きっと彼らも疲れていたはずなのに、最後まで笑顔を絶やさない姿が印象的でした。



最後は夫が迎えに

桜島駅には夫が車で迎えに来てくれていました。
車のドアを開けてくれた時、「やっと帰れる」という安心感が全身を包みます。
まさか万博で帰宅困難者になるとは思いもしませんでしたが、終わってみれば忘れられない一夜になりました。



振り返って

今回の混乱は、大阪メトロの送電トラブルが原因だったそうです。
運営側の情報発信や案内方法には改善してほしい点もありますが、あの夜の特別な景色や人々の温かさは間違いなく心に残りました。

楽しいはずの万博が、一転して“災害時”のような一夜に。
でもその中で見つけた非日常の景色は、ちょっと誇らしい体験です。

これから万博に行く方は、こうした事態に備えてプラス食料など持っていくといいかもですね。
夜の夢洲は、想像以上に“陸の孤島”ですから。

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