信頼関係を育むためのアサーションの理解1 〜円滑な社内コミュニケーションを目指して〜
第1回アサーションは「安心な場づくり」から始まる
新しい年のはじまりに、
「信頼関係を育むこと」をテーマに、ひとつの場が開かれました。
アサーションの学びは、伝え方の技術の前に、
安心して話せる空気を整えるところから始まります。
年始に行った研修を通して、「信頼関係を育む伝え方」について考えていく全3回の記録です。
新しい年のはじまりに、信頼をテーマに集まる
新年明けましておめでとうございます!
今年もブライトシフトをよろしくお願いいたします。
季節は小寒を迎え、いよいよ本格的に寒くなってきました。
2026年のお正月は、日本全国に雪だるまマークが並ぶ、そんな年明けでしたね。
ブライトシフトは5日から仕事始め。
毎年この日に、社内研修のご依頼をくださる事業所さまがあり、
今年もありがたく研修を担当させていただきました。
テーマは「信頼関係を育むためのアサーションの理解」です。

まずは、安心して話せる空気をつくることから
アサーションを初めて学ばれる方にとって、
いきなり理論から入るのは少しハードルが高く感じられることもあります。
そこで今回は、3時間の研修のはじまりに、
まずはアイスブレイクを兼ねて、和やかな空気づくりからスタートしました。
安心して話せること。
間違えても大丈夫だと思えること。
その土台があってこそ、アサーションの学びは深まっていきます。
体験として実感いただくために、「ハーリーの表現カード」というアサーティヴな自己表現のために開発したカードを使いました。
私たちは、どれくらい「自分の気持ち」を言葉にしているだろう
信頼関係を育むために必要なのものなんでしょうか。
人と人が関わるとき、どんな言葉を使うのか、どのような態度や表情で接するのか。
それらは、相手に伝わる大きな要素になります。
けれど私たちは、日々のコミュニケーションの中で、そこまで意識して関わっているでしょうか。
感情は、意識しなくても伝わっている
私たちは、状況や考え方によって、内側にある感情の影響を受けています。
そしてその感情は、意識しなくても、言葉や表情、態度として相手に伝わっています。
受け取った側は、それを自分の経験をもとに解釈し、反応しています。
このやりとりの多くは、実はお互いに無意識のまま行われています。

感情を「見える化」すると、何が起きるのか
今回は体験的に理解していただくために、
「感情と気持ちのカード」を使ったワークを行いました。
カードを広げた瞬間、
「感情って、こんなにたくさんあるんだ」
という声が、あちこちから聞こえてきました。
ある状況のとき、自分にはどんな気持ちが湧くのか。
カードを通して言葉にしてみることで、
自分自身への理解が少しずつ深まっていきます。
自分を知ることが、相手を知ることにつながる
気持ちを言葉にして表現することで、
普段一緒に仕事をしている職場の仲間についても、
「そんなふうに感じていたんだ」という新たな気づきが生まれていきました。
相手を理解しようとする前に、
まずは自分の内側に目を向けること。
アサーションの学びは、
そんな静かな自己理解の時間から始まっていきます。
では、同じ場面を見ているはずなのに、なぜ私たちはすれ違ってしまうのでしょうか。→
