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闇堕ちした娘を放置した結果。宴と兄の尻に平和は託される。

ゴールデンウィーク前。
栄養士の娘が、闇をまとって帰宅した。

前日までは違った。
会社の怒りを全部ぶち撒け、
私が大笑いしていると、
話し終わる頃にはケロッとしていた。

だがその日は違う。

暗い。
怖い。
負のオーラが濃い。

「話しかけるな」の結界まで張ってある。

参ったなぁー!暗いのやだー!
今日はご飯作ってるけど、
それでどうにかなるレベルじゃない( ;∀;)

私は鼻歌を歌いながら、自分の世界へ避難。
[もちろん、全然入りきれてない。
気になる。めっちゃ気になる。]

娘はYouTubeを見ていたかと思えば、
お風呂へ消えた。

でも、彼女は昔から
お風呂でだいたい生き返る。

私は密かに期待する。

「頼む…湯船よ…
なんとか浄化しておくれ…」


お風呂から出てきた娘。少し喋った。
だがまだ無表情。

そこへ同居中の彼氏、登場。

娘、愛想ゼロ。
彼氏、空気を察知。
私と彼氏、目が合う。
無言で頷く。戦友である。

私は以前から彼氏に教えている。

「あの娘が機嫌悪い時は、
ほっとくに限る。」

下手に近づくと巻き込まれる。
野生動物と同じだから。


兄ちゃんも帰宅したところで、
状況報告。
我々は作戦を開始した。

必要以上に明るく過ごす。
1.5倍のリアクションで笑う。

もはや宴。
天照大神が岩戸に隠れた時、
外で神々がドンチャン騒ぎした
アレを彷彿とするように。
「うわっはっはっは!!」
「アハハハハ!!」

半分は演技。


すると娘。

徐々に岩戸を開け、
人間界へ戻ってきた。

食事中には普通に喋り始め、食後。

洗い物をしていた兄の尻を突然パンチ。

パンッッッ!!

きたーーーー(≧▽≦)
完全復活。

「や、やめてー!痛いー!」
全力でのび太役を遂行。

妹、大爆笑。

不思議だ。
家族の空気って、
女の人の機嫌に左右される。
兄のお尻を犠牲にして
うちの平和は保たれる。


そういえば昔。

10歳の頃の娘は、もっと厄介だった。
怒ると長い。めちゃくちゃ長い。
泣いて怒って、小部屋に閉じこもり、
ぬいぐるみ抱えて4〜5時間。

「ご飯よー」
無視。
「お風呂入りー」
無視。
「寝るよー」
完全拒否。

周囲を揺らすためなら、
根性全開タイプだった。

だが私は揺れない。
最低限のことだけ伝え、知らん顔。

娘は結局、
ご飯も食べず、お風呂も入らず、
夜遅くにそっと布団へ潜り込んできた。

翌日。
落ち着いたタイミングで言った。

「母さんな。
あんたが泣こうが怒ろうが
閉じこもろうが、何も変わらんのよ。」

「損だよね?」

娘、静かに頷く。

その日から彼女は変わった。
自分で知ったのだ。

自分の機嫌は、自分で戻すしかないと。
人はお風呂とご飯があれば、
大体のことから戻れる気がする。


ちなみに。

この家で唯一、
自分で機嫌を戻せない生き物がいる。

猫だ。

ご飯が遅いだけで猛ダッシュ。
家中を走り回り、
「世界の終わりニャーー!!」
みたいな顔をしている。

そんな猫を見て、
ある日娘が諭していた。
「この家は機嫌悪くしても、
誰も相手してくれんから損だよ。」

猫は年2回しか浄化できないー(ーー;)

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サポ なんと‼️ そんな神みたいな方がいらっしゃるとは😭 いいのですか?😭💦 嬉し過ぎます❣️❣️❣️