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とことこある記#1089『ネタバレ』

仕事にも慣れて
木のことも大抵は覚えて

冬のこの時期
葉っぱを落として
幹や枝しか無い状態でも
大体の庭木はわかるようになり

はじめてのお客さまのところへ
お見積とお打合せに行って
お話をしてると
「何でもよく知ってるわねぇ」
と驚かれるけど
実は庭木に使われてるのなんて
おおよそ種類が限られてる

さすがに
北海道と沖縄とでは
使われてる庭木には
だいぶ違いがあるだろうけれど

植木屋さんで勤めてきて
それからの独立ってわけじゃないから
庭木図鑑を片手に街路樹を眺めたり
大きな公園の植樹を眺めたり

あるいは
ホームセンターの植木コーナーで
名札を見ながら覚えたり

そんな風にして一所懸命に覚えたっけ

庭木図鑑に載ってた木々の
名前やエピソードが
いろいろと面白かった

そんな中で
不思議な響きを持った強烈な木
その名も『ナンジャモンジャノキ』
こちらは別名で
正式には『ヒトツバタゴ』

昔の人がこの木を見て
何の木だか分からず
「一体コレは何じゃ??」
って言ったのが名前として定着した
というウソみたいな話しを読んで
本物を見たい!!と

あれから幾星霜…

ついにご対面のときがやってきた

思い描いてた出会いのシーンとは
まるっきり違って
最初っから名札を掲げてて

高校野球や高校サッカーの
甲子園や国立での選手入場みたいな
最初っから身元を明かしてのご対面

見たことない木で
お客さまと話してもよく分からず
「何じゃコリャ??」って
言いたかったんだよなぁ〜

そしてハタと氣付く
「もしかしてこの子が…」
「…そうかも知れない」
「やっぱりそうだ!
これがあのナンジャモンジャノキだー!」
ってシーンを思い描いてたのになぁ

新緑の季節や花の季節に
また眺めに顔を出そう

そんな先日のお話し

今日もいい一日✨

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