不登校と向き合って10年。私が学んだこと、伝えたいこと。
子どもが学校に行けなくなったとき――私が不登校と向き合い始めた理由
そろそろ、本題に入らせていただきますね。
私が小中学生の「不登校」について学び始めたのは、今から約10年前のことでした。
きっかけは、私のスクールに通っていた中学2年生の女の子が、不登校になったことでした。
彼女の気持ちを理解したい。
なんとかして、また元気に通えるようになってほしい。
そんな一心で、私はたくさんの本を読み、専門家の話を聞きに行き、できる限りのことをしました。
けれど、結局彼女は中学卒業まで、中学校の教室に戻ることはありませんでした。
それでも、高校には無事合格し、今では結婚して元気に過ごしていると聞いています。
あの頃、「どうして私は彼女を助けられなかったんだろう」と自分の無力さに悩み、涙することもありました。
でも、だからこそ、私はもっと学びたいと思うようになったのです。
心理学、幼児教育、発達理論…
そこから私の「本気の学び」が始まりました。
私が今、一番力を入れていること。
それは「不登校の子どもたちを救いたい」という思いと、
「小中学生の自死をなんとしてでも食い止めたい」という強い願いです。
実は、アメリカをはじめとする海外の国々では、今から50〜60年前にはすでに“不登校”という現象についての調査が始まっていました。
調査の初期段階では、「不登校の原因は学校にある」と考えられていたそうです。
ところが今では、多くの研究が示すのは、「その背景には家庭環境が大きく影響している」という事実です。
では、どんな家庭が、子どもにとって「学校に行けない環境」となってしまうのでしょうか?
これはとても繊細な問題で、家庭ごとに状況はまったく異なります。
一概に「こうだ」と決めつけることはできません。
だからこそ、これから少しずつ、私がこれまでに出会ってきた不登校の子どもたちのお話を交えながら、丁寧にお伝えしていきたいと思っています。
そしてもし、このコラムを通じて
「本気で子どもの不登校と向き合いたい」と願う親御さんが少しずつでも増えていくようであれば、
いつか無料でのセミナーも開催していきたいと考えています。
どんな子も、自分らしく生きる力を持っています。
私たち大人が、その力を信じて、そっと背中を支えてあげられるように――。
これからも、一緒に考えていけたら嬉しいです。
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