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「家庭も挑戦も諦めない」ー人材業界からAXコンサルタントへの挑戦を選んだ2歳児パパの転職談

はじめまして。2026年2月にブリングアウトにAXコンサルタントとして入社した、米城 慧介です。
私には妻と2歳の娘がいます。そして人材紹介にて築いてきたキャリアがあります。しかし、コンサルティングファームでの経験はゼロでした。
リクルートで人材紹介のRA・CA両面を経験し、転職活動では、その経験を活かして採用責任者として迎えたいという会社からオファーをもらっていました。年収も役割も、正直魅力的でした。それでも断った。最終的に選んだのは、未経験で「AI領域のコンサルタント」として飛び込むブリングアウトでした。

実績のある領域を捨てる怖さはあった。でも、家庭を守ることも、挑戦することも、どちらも諦めたくなかった。その両方を条件で動いた結果が、ブリングアウトでした。
今回は、その意思決定の中身を書いてみようと思います。


家庭を、守ると決めていた

なぜ実績のある領域を手放せたのか。それは、自分の中に「絶対に守りたいもの」が2つあったからだと思っています。その一つが、家庭でした。
2歳の娘がいて、家事も育児もできる限りフルコミットしたいと思っています。前職もフルリモートでした。だからこそ、ここで働き方が変わると、真っ先にしわ寄せがいくのは妻だと分かっていました。
転職の話になると、いつの間にか「しばらくは仕事優先で仕方ないよね」みたいな空気が出ることがあると思います。でも自分は、その前提に乗りたくなかった。
比較していたもう1社は基本フル出社。Bring Outは完全フルリモート。この差は、働き方の好みというより、自分がどういう生活を守りたいかに直結していました。


人材紹介の構造に対する、違和感

もう一つの守りたいもの — それが、人材紹介という仕事への問いです。
リクルートでの経験には本当に感謝しています。かなり鍛えられました。

ただ一方で、人材紹介という仕事そのものに、ずっと引っかかっていたものがありました。 企業と候補者の相性を見極めると言っても、定性的な情報が十分に取れなかったり、担当者1人あたりの負荷が高すぎて必要な支援ができなかったりする場面がある。その結果、入社後にアンマッチが起きたり、早期離職が起きたりすることもある。構造として「入社が決まれば一区切り」になりやすい。人の人生に大きな影響を与える仕事なのに、支援の質を高めるには構造から変えないといけない、とずっと感じていました。
感覚依存のマッチング、入社前後で断絶した支援、責任の分断—そこを変えたかった。

そんな思いを持ちながら転職活動を進める中で、別の1社から採用責任者としてのオファーをもらいました。年収も役割も、正直魅力的でした。
でも、人材紹介での経験から生まれた構造に対する問いを照らして考えたとき、どうしても腹落ちしない部分がありました。採用責任者という役割は、構造を動かすというより、構造の中で人を繋ぐ仕事です。自分がやりたかったのは、その構造ごと変えることでした。

ブリングアウトなら、プロダクトや事業の設計に直接関わりながら、人材紹介の構造そのものに踏み込んでいける。「採用責任者として経験を活かす」という道よりも、その可能性に賭けたいと思いました。


それでも、未経験に飛び込むのは怖かった

2つの守りたいものがあったとはいえ、未経験でDeployment Strategistに飛び込む怖さは別の話でした。
一番怖かったのは、実績のある領域を捨てることです。採用も人材紹介も、それなりにやってきた自負はある。でもDeployment Strategistは違う。コンサルティング経験もプロジェクトマネジメント経験もありませんでした。
何が足りていて、何が足りていなくて、何を学べばいいのか — それすら最初は整理できていなかったです。周りの期待についていけず、信頼を失うかもしれないという怖さがありました。
それでも動けたのは、自分の中に「これだけは譲れない」という軸があったからだと思っています。


判断軸は、結局3つだった

振り返ると、自分が動いた軸はシンプルでした。 尊敬できる人と働けるか。家庭にもフルコミットできるか。自分のWillと重なるか。
年収や役職よりも、明確にこっちが上でした。この3つが揃わないなら、転職する意味がなかった。
ただ、ブリングアウトがその3つを満たすかどうかは、最初からわかっていたわけじゃない。面接を重ねる中で、少しずつ確信に変わっていきました。


ブリングアウトで腹が決まった理由

今振り返ると、かなり早い段階から「オファーが出たら決めるだろうな」と思っていた気がします。決め手になる一言があったわけではなくて、面接で会った人たちの積み上げでした。

経営や事業の視座から現場の視座まで行き来できること。自分とは全く別の角度から事象を俯瞰できること。事業だけでなく、中長期で社会構造まで視野に入れていること。そして、それを熱量だけで終わらせず、日々の動きまで落としていること。

人材紹介をしてきた自分が面接で定性的な情報を見て、「この人たちはビジネス戦闘力が高いし、一緒に働きたい」と思えたのが大きかったです。
ブリングアウト自体への理解も、途中でかなり変わりました。最初は正直、議事録SaaSの会社くらいに思っていました。でも面接を重ねる中で、全然違うと分かりました。

対話データを構造化して、経営インフラにしていく。それは単なる業務効率化ではなく、組織の見え方や意思決定の質そのものを変える話です。自分が向かいたい方向に必要な経験がここにあると感じました。「事業が面白そう」ではなく、自分のWillと重なった、という感覚です。


未経験Deployment Strategistの、入社3ヶ月

2つの守りたいものを抱えて、未経験Deployment Strategistとして飛び込んだ今、ギャップはほとんどありませんでした。かなり珍しいことだと思いますが、本当です。

なぜギャップがなかったのか、振り返ってみると、入社前後の研修設計が大きかったと思っています。具体業務研修、カルチャー研修、社内システム研修など、フルリモートだからこそ認識を合わせるための仕組みがしっかり整っていた。入社前からそれを実感できたことで、安心感を持てました。

Deployment Strategistとしてまだまだ足りないことは多いし、自分の不足を痛感する場面もある。でも、それは「思っていたのと違った」というしんどさではなくて、想定していた筋肉痛に近いです。尊敬できる人たちと、自分のWillにつながる仕事をしながら、能力を広げている感覚がある。だから納得して踏めています。


同じ迷いを持つ人へ

転職で条件を比べるのは大事です。でもその前に、自分は何を守りたいのかを先に決めた方がいい。 守りたいものが決まれば、進む道も決まる。

自分にとってそれは、家庭でした。そして、人材紹介の構造を変えたいというWillでした。その2つを守るために、実績のある領域を手放すことができた。 実績のある領域を離れるのは怖いです。未経験に飛び込むのも、普通に不安です。でも「家庭か挑戦か」の二択しかないように見えているなら、もしかするとまだ環境の見方が足りていないだけかもしれません。 少なくとも自分は、そうでした。守りたいものを両方持ったまま動いた結果、ブリングアウトを選びました。

2歳の娘と夕飯を食べながら、今日あった仕事の話ができている。それだけで、あの判断は正しかったと思っています。


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