旦那よ、種はどこにおいてきた?— 無精子症と告げられた日
前回のつづきです。
お医者さんから伝えられた無精子症の診断を1人で受け止め、手足に力が入らぬまま帰路につきました。
仕事で外に出ていた旦那から
いつものように「帰るよー!」とラインが入る…
いつもなら、早く帰ってこないかなー♪と心待ちにしているところですが、この日ばかりは違いました。
――もう少し待って。
あなたになんて伝えればいいの?
そんな気持ちでいっぱいでした。
しばらくして、最寄りの駅で合流しようと思い連絡。
「お疲れ様!」
なんて声をかけつつ、心臓はばくばくの私。
コンビニでデザートを買い、歩き出したタイミングで「検査結果を聞いてきたよ」と切り出しました。
「実はさ、検査結果の用紙もらったら、真っ黒くろすけでさ〜…つまり精子が見えないよってことなんだって〜」
って、子どもに話すみたいに伝えていました(笑)
旦那も平静を装ってたつもりなのかな?わからないけど、「そっかー」と言いつつさすがに動揺している様子でした。
そこから私たちは、重い空気にならないようにお互い気遣っていたと思います。
今後どうしていくか(先生からは、micro-TESE手術を勧められていました)、子ども欲しい?という再確認…そして、これから治療をするとしても痛い思いをするのは旦那だから意見を尊重したいという私の気持ちも伝えました。
そこまでして子どもは欲しくないと言われたら…と考えていましたが、旦那は、「できることはやってみよう」と前向きに話してくれて本当に嬉しかったです。
念の為、この確認もしました。
「たとえ子どもを迎えることが難しくても、それを理由に別れるとか言うのはなしね」と。
恥ずかしいけど、あなたが私にとって大切な人だから一緒にいるんだよと心の中でつけ足して…
そんなこんなで、私たち夫婦の挑戦が始まりましたとさ🙂
次回→TESEの手術をすることに決めて〜の記憶を振り返ってみたいと思います!
ここまで呼んでいただきありがとうございます!
ぜひ他の話にも目を通してみてください🌱
