青チャートで対応できる大学の限界
こんにちは。【大学受験コンサルティング|国公立】の記事をお読みいただき、ありがとうございます。今回は、久しぶりに数学に関する話題です。青チャートについて考えます。おそらく、平均以上の偏差値の高校に通っている高校生は、青チャートを使う場合が多いことでしょう。サクシードや4stepとともに、網羅系演習として使われます。数学を学んでいる人の中で知らない人はいないほどの有名書ですが、実際、どの程度のレベルまで達するのでしょうか。
「今青チャートを進めているけど、これだけでいいの?」とか、「青チャートの量が多すぎるよ」という人は、受験数学における青チャートの立ち位置を以下で確認してください!
1.コンパス別/対応できる大学の限界
〔1〕~コンパス3
私立:March・関関同立 の下位大学・学部
国公立:地方公立
あいまいな言い方になって申し訳ありませんが、「○○大学だ!」という線引きができないというのが事実です。というのも、数学の問題は、解釈の仕方によって解放が分かれるからです。
ただ、一応の線引きとしては、上記に示した通りだと筆者は考えています。私立・国公立でそれぞれ以下で解説します。
★私立
「March・関関同立 の下位大学・学部」と書きましたが、分かりやすいところで言うと、関関同立です。ご承知の通り、「同志社大学かそれ以外か」という難易度の差が出ています。そのため、上位である同志社大学は、コンパス4・5なしでは対応できません。一方で、関関立に関しては、ある程度対応できます。コンパス4・5を攻略するのに必死になって時間を無駄にするよりも、基礎問題の定着にシフトする方が効果的だと考えられます。
★国公立
「地方公立」と書きましたが、「多すぎるわ!」という感じですよね。全国で考えると、公立大学は思っているよりもたくさんあります。その中でも、「国際教養大学・東京都立大学・横浜市立大学・名古屋市立大学・大阪公立大学・神戸市外国語大学」などは、国立並みのレベルを誇っている大学として知られていると思いますが、それ以外にも、大学は多くあります。それらが今回に該当すると考えればよいです。
そもそも地方公立の中には、数学を課さない大学もありますが、課す大学であっても、基本問題が多かったり、誘導が丁寧だったりと、対応しやすい場合が多いので、コンパス3までで対策可能だと考えてよいです。
〔4〕コンパス4・5
私立:早慶以外
国公立:旧帝大以外
Part4・5に関しては、かなり基準が明確です。私立国公立に分けて以下で解説します。
★私立
早慶の数学(特に理系)は別格です。青チャートだけでは到底対応できません。実際、理系であれば東大落ちなどの国公立組との闘いになるので、レベルが高いことは確かです。
筆者は、私立対策にはあまり詳しくないので、他の方の記事などで情報を得ることをお薦めします。
★国公立
旧帝大未満であれば十分に対応できると考えてよいです。旧帝大になると、発想力が求められるなど、他の対策が必要になりますが、TOCKYなどであれば、基本問題の融合と考えてもらえばよく、誘導もある程度成されているので、網羅系演習をしていれば対応できます。
2.コンパス4・5の攻略法
コンパス4・5はパターンです。問題自体は難しいですが、それらはこれ以上ひねることができない問題であることが多いです。よって、最初は理解できなくても、解答の順序を覚えるようにして攻略していけば、同じような問題が出た場合に十分対応できます。
注意事項として、初見で考え込み過ぎないことです。これは、単なる時間の無駄です。受験生は時間が限られているので、ある程度考えてわからなければ、解答を見て理解するという形をとるようにしてください。
3.青チャートの次の問題集
上でも述べたように、早慶・旧帝大を目指している人や、「数学得意!」という人は、青チャートだけでは足りません。筆者がおすすめする参考書は、「1対1対応の演習」です。この参考書は、青チャートのように多くの問題がまとまっていますが、それらのレベルは丁度、青チャートのコンパス4・5程度だと思ってください。そして、載っている問題が、入試のテンプレ問題をほぼ網羅しているのでかなり力が付きます。
時間はかかりますが、やるからには例題・演習題を両方こなすようにしてください。それぞれで微妙に内容が違うので、片方だけやっていると生半可な理解で終わってしまう場合があります。
4.まとめ
青チャートについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。今は夏前です。網羅系参考書は遅くとも夏休みまでには完成させたいところですよね。コスパよく完成させるため、参考書と志望校のレベルをしっかりとリンクさせておくようにしましょう!
