あなたの預貯金が危ない! 日本の財政危機はすぐそこまで来ている
地球史上最大の動物は、恐竜ではなく「今」生きているアレ
突然ですが、地球の歴史上、最も巨大な動物は何だと思いますか?
ティラノサウルス?
ブラキオサウルス?
それとも映画に出てくるような古代の巨大ザメでしょうか。
実は、地球誕生から46億年の歴史の中で、最も巨大な生き物は「今」この時代に私たちと同じ地球上の海を泳いでいます。
そう、それは「シロナガスクジラ」です。
体長は最大で30メートルを超え、体重は150トン以上。その心臓だけで
軽自動車ほどの大きさがあり、血管の中を人間が泳げるほどの太さがあるそうです。
私たちはどうしても「過去の古代生物の方が大きかったはずだ」と直感的に考えてしまいますが、現実は私たちの想像を軽々と超えてきます。
人間は、「あまりにも大きいと」を直感的に正しく把握するのが非常に苦手な生き物なのですね。
ここで話は大きく変わりますが・・・
「1兆円」を直感で想像できますか?
スケールの錯覚は、生物の世界だけではありません。
私たちが毎日ニュースで耳にする「お金」の世界でも同じことが起きています。
例えば「1兆円」。
もし、この1兆円をすべて1万円札で用意して、上に積み上げていったらどうなると思いますか?
1万円札100枚(100万円の束)の厚さを約1cmと仮定して計算してみましょう。
(実際は1cmよりやや小さいそうですが、ここでは計算しやすく1cmとします)
1億円の厚さ: 1メートル(未就学児の身長くらい)
10億円の厚さ: 10メートル(ビルの3階くらい)
ここまでは、まだ想像の範囲内かもしれません。
とはいっても、私をはじめこの金額の札束を見たことのある人はそんなにいないでしょう。
ところが「兆は超凄い!」
しかし、これが「1兆円」になるとスケールがバグり始めます。
1兆円の厚さ:10キロメートル
なんと、エベレスト(標高約8,848m)の山頂を軽々と超え、ジャンボジェット機が飛ぶ高度にまで到達してしまいます。
たった1万円札の束が、です。
重さにすると1,000トン。
大型トラック100台分です。
これが「兆」という単位の恐ろしさです。
しかし、日本という国が抱えているスケールはこんなものではありません。
地球を貫く「1,300兆円」の塔
現在の日本の国債や借入金などを合わせた「国の借金」の総額は、約1,300兆円を超えています。
この1,300兆円を、先ほどと同じように1万円札で積み上げてみます。
その高さは、13,000キロメートル。
地球の直径が約12,742キロメートルですから、1,300兆円の札束は地球の北極から南極までを完全に串刺しにして、さらに宇宙空間へ突き抜ける計算になります。
重さは130万トン。世界最大の超大型客船を何隻も集めた重さです。
もし、あなたが休むことなく「1秒間に1万円」ずつこの借金を返し続けたとしても、完済するまでに約4,122年かかります。
たった今から返し始めても、完済は西暦6,000年代。
逆に4,000年前を振り返れば、日本はまだ縄文時代です。
私たちは今、歴史上どの国も経験したことのない、地球を貫くほどの巨大な「借金の塔」の真下に住んでいるわけです。
「でも、日本は破綻していないし、普通に生活できているじゃないか」
そう思うかもしれません。
確かに今は持ち堪えています。
しかし、その「魔法」のタネ明かしと、魔法が解けた後にやってくる「絶望的な未来のシナリオ」を知っている人はごく僅かです。
ここから先は、この13,000kmの札束の塔が崩れ始めた時、私たちの生活や銀行口座に何が起こるのか。
そして、国が我々を守れなくなった時、我々の資産をどう防衛すればいいのか、具体的な戦略をお伝えします。
そう、かつて日本でも「預金封鎖」が行われたことがあります。
第1章:なぜ「1,300兆円の塔」は今まで倒れなかったのか?
地球を貫くほどの借金を抱えながら、日本がデフォルト(国家破綻)を起こさずに済んできた理由は、主に2つあります。
身内(日本人)から借金をしているから
日本の国債の約9割は、国内の銀行や保険会社、そして日本銀行が買っています。つまり、私たちが銀行に預けた預金を使って、国が借金をしている状態です。「親が子供からお金を借りている」ようなもので、海外の投資家から強引に取り立てられるリスクが低かったのです。

「超低金利」という奇跡のバランス
これまでの日本は、世界でも異常なほどの「ゼロ金利・マイナス金利政策」を続けてきました。借金が1,300兆円あっても、金利がほぼゼロであれば、毎年支払う「利息」はなんとか国の予算(税収)内でやりくりできていたのです。
しかし、この2つの魔法は、今まさに終わりを迎えようとしています。
ここから先は
¥ 500
この記事は noteマネー にピックアップされました
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?

