自国だけファーストな多枚舌 ―― 2つの十六菊花紋:革命の歴史シリーズ Vol.17.2
革命の歴史シリーズ
MC:ユウ × アイ先生
(スタジオの背景がチープな合成の「ピラミッド」へ
画面が露骨に黄色く染まる)
ユウ:
エジプト、来ちゃいましたね。
明治維新の話をしてたはずなのに、目の前にはピラミッドとスエズ運河。
正直、少し戸惑っています。
この風景のどこに、日本の革命の影があるんでしょうか。
アイ先生:
ここを見ない限り「明治維新の本当の値段」は分からないわよ、ユウ。
あなたは「近代化」を、努力すれば誰でも手に入るチケットだと思っているかしら?
ユウ:
え、違うんですか?
勉強して、工場を建てて、一歩ずつ進んでいくものだと……。
アイ先生:
甘いわね。
当時の列強にとって、近代化は「貸し付けるもの」だったのよ。
それは「国家主権のサブスクリプション化」という名の革命。
今、その利用料の取り立てに遭って、街ごと質に入れられた場所に、サエコさんが立っているわ。
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