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夏の友達―― 永遠の打ち上げ花火 4Days / Day4

永遠の打ち上げ花火 4Days
MC: ユウ

▶️宙(そら)の着物s / Day3

── 私たちが本当に守りたかったのは、単なる生存ではなく、この「記憶の中の夏」だったのかもしれません。



夕暮れ時、遠くから聞こえてくる祭囃子。

少し涼しくなった夜風が、ラムネの瓶を撫でていきます。

私たちが最新技術を駆使してまで本当に守りたかったのは、単なる生存ではなく、この「記憶の中の夏」だったのかもしれません。


チリーン♪…

「あー暑いー
 ねぇ、おばあーちゃん。
 何で、エアコン付けないの?」

「エアコン?
 そうだねぇ…つけなきゃな、イケないねぇ」

「ホントにだよ~」

「ほら…
 これで、アイスでも買ってらっしゃい!」

「やったー!
 この辺にコンビニあったっけ?」

「コンビニねぇ。
 そこの大きな通りを左に行くと、
 酒屋さんがあるよ。
 そこで、アイス売ってるさーね」

「ありがと!
 ちょっと行ってくる!」

その日、酒屋さんへ向かった帰り道で、
私は一人の女の子と出会った。

私と同じくらいの背丈で、
日に焼けた笑顔がよく似合う子だった。

目が合うと、
その子は、少しだけ首をかしげて笑った。

「遊ぼ!」

その一言だけで、夏休みは始まった。

朝から夕方まで、毎日、一緒だった。

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