再生か再構築か――螺旋コード:Day 1
ミライのフロンティア
MC:ミライ
「死は、おそらく生命の最高の発明だ。
それは古きものを消し去り、新しきものへの道を切り開く」
死という「定数」がハックされる日
みなさん、こんにちは!ミライです。
突然ですが、みなさんは「絶対に覆らないルール」って何だと思いますか? 重力? 光の速度? それとも、明日は今日より未来だということ?
私たちが生きているこの世界には、いくつか「どう足掻いても変えられない定数」があります。
その中で最も重く、最も残酷で、そして最も平等なルール。
それは「生まれたものは、いつか必ず死ぬ」ということです。
でも、もしその絶対的なルールが、ただの「書き換え可能なプログラムのバグ」に過ぎなかったとしたら?
最近、私の中で世界の見え方がガラッと変わってしまうような、とんでもないニュースがありました。
寿命が来たら「赤ちゃん」に戻る不老不死の生物、ベニクラゲの若返りメカニズムの解明です。
最初はもう、純粋に「ヤバい! 最強のチート能力じゃん!」ってワクワクしました。
だって、老いや死を回避して、人生を何度でもやり直せるボタンが存在するってことですから。
大学で科学を学んでいる身としては、自然界がそんな魔法みたいなシステムを実装している事実に、鳥肌が立つほど興奮したんです。
でも、その「若返り」の仕組みを深く調べれば調べるほど、私の背中に冷たいものが走りました。
これは、単なる夢の不老不死なんかじゃない。
私たちが手に入れようとしているのは、自分という存在の輪郭を溶かしてしまう、恐ろしい「初期化(リセット)ボタン」だったんです。
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