はじめましての人はいつだって難しい
はじめましての人とのコミュニケーションはいつだって難しい。
先日、友人の誘いで夜の皇居を10人ほどで走ってきました。ランコミュニティとかそういうものでは全くないが、いざ集合場所に行くとこれだけの人数。ひっくり返りました。
そのうち私が知っていたのは、誘ってくれた友人と1人だけという状態でそれ以外の人とははじめまして。
最初に自己紹介を一通りしたのですが、10人を一度に覚えるのは無理でした。大変申し訳ないが、初対面からすると「みささん」と「みきさん」を覚えるのも判別するのも至難です。ひらがなで書くと、画数も1つしか違いませんし。
そんな状況ではありましたが、一応普段からランニングしている人の集まりではあるので、共通話題として「ランニング」があるのが救いでした。
初対面の人とのコミュニケーションにおいて、挨拶の次の会話が何よりも難しいですから。
「ランニング」の話題で会話のきっかけを作り、その話題が事切れてからが私自身の真価を問われる本番なのですが、初対面の人に対してどこまで踏み込んでいいのか塩梅が全く分かりません。
最寄駅を聞くのはアウトっぽいが、もっと広く住んでいるエリアを聞くのはセーフなのか。会社はアウトっぽいが、仕事を聞くのはセーフなのか、年齢を聞くのはセーフなのか。
一歩間違えると、知らぬ間にXにポストされて常識・モラルのない人間代表として社会のおもちゃにされてしまう。
安全に安全に置きにいった話題で性格や警戒心を探りつつ、共通となる話題を血眼になって探す。
これが普段の自分がよくやっていることですが、あんまりうまくいった試しがない。多分面白くないからなんだろう。ちょっと話しては沈黙を繰り返すだけ。極端な話、話術を生業とするお笑い芸人をもってしても「好きな色」をテーマに会話を続けるのは限界があるはずです。
会話は片方の努力だけでは成立しなくて、歩み寄りが必要というのは前提なのだろうけど、リスクを冒さないとぶち破れない心の壁もあるなと思う。
ときには、そこまで土足で踏み込むのかってくらいいって人の心を掴んでいるケースも見かけるので。
ただ、これもどこからがその人の家の中なのかという話があって、自分が土足で家の中に踏み込んでいると考えていた場所は実はまだ外の庭で家の中じゃなかったりする。
どこからが家の中なのかは、当然人によって違う。そして、その判断が瞬時に適切に出来るのかはこれまでにどれだけ同じ場面に遭遇してきたか、ときには土足で家の中に踏み入って嫌悪感を示されてきたかなのでしょう。
そう考えると、初対面の人に積極的に会うような日常を送っていない私にとって難易度が高いのは当然のことです。
そもそもどちらかが頑張らなくてはいけなくなっている時点でその人と深い仲になれる可能性は低いという話もありますが、会話をリードするにしても、リードされるにしても自分の度量・器量不足で機会を失うということだけは極力避けたいものです。
とはいえ、それをどう実現するのかの具体的な手立てが何も思いつかないので、ただ神に祈りを捧げているに等しい状態ではあるのですが…
