地方公務員が宅建に挑む5つの理由(宅建マガジン①)
毎年10月の第3日曜日に宅地建物取引士試験(宅建試験)が実施されます。私は今年受験する予定です。
地方公務員は、業務に役立つ資格を持っているから資格手当をもらえるというわけではありません。今回は自分のモチベーションアップも兼ねて、なぜ受験しようと思ったのかを書き出します。
初学者向けの勉強方法は多く見かけますが、公務員向けの勉強方法はあまり見かけません。そこで別記事として、時間の捻出方法と勉強の進め方についてもまとめる予定です。
仕事面での理由
① 人事への「できること」のアピール
私は苦手なことが多いです。力仕事が苦手、車の運転が苦手、対人折衝も苦手です。
その中で「この部署だけは嫌」と思うのが、秘書室とスポーツ分野です。こう言ってはなんですが、ここに行けば確実にメンタルを崩す自信があります。
ただし「◯◯の部署に行きたくないです!」と自己報告書(=人事に提出する希望欄)には書けません。書いても読んでもらえないでしょう。
そこで、資格欄に「この資格を持っています」と書いた方が、まだ目に留まりやすいと考えました。
宅建なら、税務課(固定資産税)、都市計画課、建築住宅課、土木課、農業委員会、空き家対策課など、関係する部署が多いです。
② 今の環境は勉強素材が多い
今の経理(=出納。会計管理部門)に長く在籍しており、時間を取りやすい環境にあります。
「なぜその部署にいながら宅建を勉強しているのか?」と思われるかもしれません。
理由は「お金の支払に関する資料がすべて経理を通る」からです。

例として、職員宿舎の借り上げ契約書、土地収用の契約書、公有財産(建物等)の完成図書などがあります。
(少しでも深堀りすると守秘義務にかかってくる対象ですが、存在自体は決算書に内訳として載ることもある情報なので例示しました)
財政課や契約課も同じ条件ですが、合法的に大量の契約書に目を通せること、さらに印紙税の納付を確認できることは得難い環境だと思います。
③ つぶしがききやすい資格
公務員は通常、民間で通用する資格(履歴書に書きやすい資格)を取りにくい立場です。
私は特別な事情がなければ60歳まで働くつもりですが、職場を全面的に信用しているわけではありません。
今の部署では、中途退職者や死亡退職者の人数が数字で見えてしまうため、「当然定年まで勤める」とは考えにくいのが正直なところです。
プライベートの理由
① 将来の空き家管理の可能性
配偶者や親戚の持ち家状況を確認すると、「将来どこかで空き家を相続する可能性が高い」と気づきました。
そのときが来るまでに、最低限の用語だけでも身につけておきたいと思ったのが、数ある資格の中から宅建を選んだ理由です。
② 子どもに勉強する大人を見せたい
子どもがYouTubeばかり見ていて、勉強しない大人が「勉強しなさい」と言っても説得力がありません。
大人が勉強している姿を見せることが、まず必要だと感じました。
まとめ
今回、宅建受験を決めた理由は「仕事」と「プライベート」の両面にありました。
仕事面では、
・資格を人事へのアピール材料にすることで配置転換の幅を広げたい
・今の部署の立場上、合法的に契約書や公有財産関係の資料に触れられる環境がある
・民間でも通用する「つぶしがきく」資格を持ち、将来の選択肢を確保したいプライベート面では、
・将来の空き家管理に備えて基礎知識を持っておきたい
・子どもに「大人も学び続ける姿」を見せたい
加えて、公務員ならではの工夫点として、
①どうやって勉強時間を捻出するか
②業務で得た知識をどう効率化に活かすか
この2点を今後、別記事で掘り下げていく予定です。
この記事が入口になった方へ:テーマ別まとめはこちら →https://note.com/brisk_stork4910/n/n846fc7ddd19e
