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①ラストコール📞 前編

新しく出会った彼女との結婚を決めた日、別れた彼女からの最後の電話が鳴った。


私が専門学校に入りたての頃、カフェでアルバイトをしていた☕️

小さなカフェには、毎日色んな人が来る。

パチンコ屋さんが空くまでの時間で、心を整えに来る人🎰
同じビルに入っているテナントのパートさん🍝
オシャレな可愛い洋服を着て、お友達とお話を楽しむ人💃

毎日顔を合わせていると自然と仲良くなる💫

同じビルの中にあったシュークリーム屋さんで同級生も働いていた🥧
彼女も常連さんの1人だ😊

時々遊びに来たり、差し入れを持って来てくれたりする❣️
優しくて、面白いタンポポのような人👦

そんなある日、素敵な女性と一緒にカフェに来た事があった。
同級生「今度、新しくアルバイトにきたカオリちゃん、可愛いけど、彼氏居ないんだって🤭宜しくね〜❣️」

余計なひと言が、妙に胸に刺さった。
キムタクの言葉を借りるなら、「ちょ、待てよ❗️」だ🥴

彼女は、色白でとても美人な誰もが羨むような優しい人だった☺️
花で例えるなら間違えなく【百合】のような人✨
それも純白のカサブランカ💫

今思えば、同級生はきっと私が好きになるのを確信していたんだと思う😌

私「初めまして、ワヘイです❗️ここなら従業員割引もあるから、お昼が無い時とか良かったら来て下さい🍀サービスもしちゃうんで😉」

カオリ「ワヘイさん、初めまして🌸素敵な人がいるから紹介したいって言われて来て、初めは不安だったけど会ったら良い人そうで安心しました☺️
バイトの時は、遊びにきますね🍀」

紹介したい人が居るなんて全くの初耳だ😝
心の中のザワザワがおさまらない。
完全に同級生にしてやられたのだ🤫

それから、アルバイトの日にはそれぞれのお店に遊びに行くことがいつしか日課になっていた☕️🍝

そして、彼女の誕生日の日に告白をして、2人は付き合うことになった🎁

交際中は大きな喧嘩をする事もなく、
とても穏やかな日々が続いていたけれど、結婚の話をすると彼女は少し悲しそうな目をする事があった。

笑っているけど、目の奥がどこか暗い感じがする。

何故だろうと思っていたけれど、ある事がきっかけでその瞬間は訪れた。

カオリ「ワヘイ君にちゃんと話したい事があって、
私の話、聞いてくれる❓」
私「どんな話❓何でも聞くよ😉」

カオリ「今まで言えなくて本当にごめんなさい、
実は私、借金があるの😣」
私「それなら僕に出来る事なら何でも言って、いくら位あるの❓数十万円なら僕も一緒に返すの手伝うから😉」

安易な発言だった。この時の僕は、彼女が置かれている状況を想像することすら出来ていなかった。

カオリ「…100万円」
私「100万円⁉️」

私の想像を遥かに超えていた。
まだ学生の私達には到底払う事が出来ない金額が、2人の未来に大きくのしかかった瞬間だった。

両親が作った借金を返さなければいけないこと、
自宅には借金取りが来て、怯えて暮らしていたことなどを話してくれた。

受け止めたかった。
でも、直ぐには受け止められなかった。

それからは、結婚しようと安易に口にする事は無くなった。

少しずつ彼女との心が離れて行き、
ある日、彼女から別れを告げられた。

嫌いじゃ無いのに別れなければいけない事が、本当に辛かった。

彼女に伝えた最後の言葉
「別れても、お互い好きな人が出来なかったら
その時は結婚しようね😌」

彼女は涙を流しながら笑顔で「ありがとう」と伝えてくれた。

それが、私が見た彼女の最後の笑顔だった…。

後編に続く

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