“このミス大賞“受賞作は間違いない!
どんでん返し好きにはたまらない作品。
“死の激痛にのたうつ体を押さえつけ、切り裂く“の文章からはじまる。
もう不穏というか恐怖でしかない。
でも、妹思いの優しいお姉ちゃん!?
二転三転するし、最後までハラハラするし、約300ページなのでサクッと読める。
というか、読まずにはいられなくなる。
読書の止めどころに苦労したけど、止めざろうえない状況になったので泣く泣く止めた。
そして、再開しゾッとして終わる。
本の装丁も、一見かわいい女性のように見えて、でもよく見ると陰を感じる。
爽やかさと陰、その間に挟まれた作者の名前も、どこか不穏に思えてくるから不思議なものです。
この作品のための名前ではないと思うけど、この作品にぴったりな名前のような気がする。(わたしだけ…)
「レモンの手」でこのミスの文庫グランプリを受賞し、「レモンと殺人鬼」と改題されて発刊された。
その時(第21回)の大賞作は、大西マサテルさんの「物語は紫煙の彼方に」で、「名探偵のままでいて」と改題されて発刊されている。
この「名探偵のままでいて」も気になってる作品で、本屋さんで見かけるたびに手が伸びそうになるのだが、掴むまでには至っていない。
“このミス“の大賞作だから、面白いのはわかっているけど、なんでだろう!?掴めていない。
「名探偵のままでいて」を買いに行ってるわけではなく、他の作品やなんとなくぶらっと本屋さんを見て回ってるから、何冊も手に持った状態で見つけることが多く躊躇しているのかも!?
いずれにしてもいつかは読むだろう。(笑)
それより、「レモンと殺人鬼」と同じく、文庫グランプリに輝いた、美原さつきさんの「イックンジュッキの森」、(「禁断領域 イックンジュッキの棲む森」と改題され発刊)の方が気になっている。
装丁の、“禁断領域“という文字と、作者名の“美原さつき“という文字にギャップを感じそそられる。
こちらを読む方が早いかも…
本って、装丁が大事だなぁって改めて感じた。
本屋さんで、棚に陳列されてる本は装丁は見えないけど、平置きされてる本はまず装丁が目に入る。
又吉直樹さんのように、買うべき本が光って見えるなら話は別ですが、わたしのような素人にはそれは無理な話なので、装丁が大事になってくる。
棚の本も、タイトルが気になって、手にしてみて、装丁の感じが良くて、数ページペラペラ捲るか、装丁を見て、そのまま棚にそっと戻すのか分かれ目でもある。
みんながそうなのか、わたしだけなのかは分かりませんが、わたしにとって装丁は本を選ぶ大きなポイントになっている。
もちろん、失敗というかハズレというか、自分に合わなかった本もあります。
次回は、その作品について書こうと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
