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"ちゃんぽん"から生まれた小さな奇跡 #エッセイ

今日、生まれてはじめて「ちゃんぽん」を食べました。


長崎県発祥のあの「ちゃんぽん」です。


僕が暮らす北海道では、あまり馴染みがない料理で、ラーメン屋に比べると専門店はわずか。


去年、自宅からほど近いところにちゃんぽん屋さんが出来て、美味しいと噂に聞いて気になっていました。


今日はめずらしく、妻と2人でお昼に外食しようということになり、息子とは行けないお店をチョイス。
気になっていた"ちゃんぽん屋さん"へ、ついに行くことになったのです。


しかしながら、実は僕、海老が苦手なんです。
ラーメンにチャーシューの如く、ちゃんぽんには海老がつきものです。


そのお店のメニューをスマホで調べると見事に全メニューに海老が・・・。


まぁ食べれないことはないですし、もしかしたらちゃんぽんの海老は美味しく食べれるかもしれない。


「海老抜きで!」なんて野暮なことは、死んでも言えません。

さらに、こんな密かな期待もしていました。

ちょうど、エッセイのタネを見つける方法のひとつとして、"新しいものに触れる"ことで得られる感動や気づきにこそ価値があると紹介されていたので、試してみたいと思ったのです。


わくわくした気持ちとぬぐえぬ海老への恐怖を抱えながらお店へと向かいました。

13時過ぎの少し遅い時間帯にも関わらず、満席の店内。期待が膨らみます。


店内に入り、デジタル式の食券機でメニューを選ぶ折り、ふと壁を見ると春限定のおすすめメニューがありました。


『かしわ天と春の山菜のちゃんぽん 筍ごはんセット』


ん?じっくりとPOPの写真を見ます・・・



海老入ってない!!


即決。


これを奇跡と呼ばずして、なんと言えましょうか。


僕のために作られたメニューと言っても過言ではありません。


言わずもがな、とびきり美味しくて大満足。
ひとくち食べて、「また食べに来よ」と予約入れました。

馴染みではない、新しいお店、人生初のちゃんぽんへの小さな挑戦は"奇跡"を運んできてくれました。


いつもと違う選択は日常に彩りを与えてくれる。
"ちゃんぽん"はそれを教えてくれました。


最後まで読んでくれたあなたはきっと
今から"ちゃんぽん"を食べに行くでしょう。


奇跡が起こるかもしれません。


それではまた。


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