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クラフト番長の推しの一品:螺鈿&木彫の仕上げのアイデア

2か月ぶりにこんにちは、クラフト番長です。
夏休みが終わり、夜は秋の虫の声が聞こえてくるようになりましたね。夏が苦手な番長は秋の気配にソワソワしています。
さて今回は、浮かれ気分のクラフト番長が好きな木彫ジャンルから、螺鈿を中心に木彫が手軽に楽しめる商品とその装飾アイデアをご紹介します。
秋の夜長に、じっくりと楽しめるクラフトです。

螺鈿について

螺鈿とは、薄くスライスされた貝を切り抜いて貼り付けた伝統工芸です。本来は漆を塗布した木製品などに、切り抜いた貝殻のシートをにかわで貼り付け、上から漆を塗布した後に研ぎ、漆に埋もれた貝殻の模様を出します。
今回は、水性の工芸うるしを使用します。アレルギーの心配もなく、食品衛生自主適合のため安心して使うことができます。※ただし、水性の塗料のため水に浸けての使用はできません。

必要な材料・道具
・木箱(今回は六角箱)
・工芸うるし
・カッターで切れる貝シート
・らでん工芸ニス
・らでん工芸仕上げ剤
・ノートやすり(耐水ペーパー)
・カッターナイフ、またはニードル
・筆(平筆)

作り方

まず、螺鈿をしたい箱などに工芸うるしを塗っておきましょう。2回塗っておくと◎。木製品に塗る場合、塗る前に400番くらいの紙やすりでやすっておきましょう。

① 切り抜きたい模様を下書きしたら、貝シートを上に置き、カッターやニードルで切り抜いていきます。一気に切り抜こうとすると貝シートが裂けることがあるので、2~3回なぞって切り抜くイメージです。
② 貝シートを切り抜いたら、らでん工芸ニスで貼り付けていきます。
③ 貝シートを貼り付けたら、工芸うるしを上から塗布します。何回も塗布すると耐水ペーパーで研ぐのが大変になるので、1~2回にとどめておきます。工芸うるしがしっかり乾燥したら、水を付けた耐水ペーパーで研いで貝シートの模様を研ぎだします。
④ 貝シートが研ぎ出せたら、らでん工芸仕上げ剤を塗ってツヤをしっかりだして、完成!

クラフト番長、角ばってるのがちょっと嫌で、試しにやすってみました。
するとなんということでしょう。木箱の角をやすっただけど、温かみのある印象にガラッと変わったではありませんか。

いたずら心で、石に螺鈿を施してみました。こんなことができるのも、手軽に螺鈿に挑戦できる工芸うるしや貝シートがあるからこそ。ありがとうメーカーの皆様。
螺鈿の手軽さ、伝わりましたでしょうか?彫らずに装飾できる技法のひとつとして、ぜひお試しくださいね。

螺鈿以外の仕上げのアイデア

さて、美術出版エデュケーショナルには、彫るだけ・着色するだけで仕上げられる素材、木箱・お盆・鍋敷き…などなどがそろっております。
学校ではアクリルガッシュなど絵の具で着色する手法がよく採用されているので、それ以外のアイデアを3つご紹介します。

01:彫刻

まずはド定番の彫刻をおさらい。彫刻は時間がかかりますが、彫り上げたときの満足度・達成感は何とも言えません。鎌倉彫や井波彫刻などの伝統工芸がありますが、まずは彫刻刀セットで彫るのを楽しんでみましょう。
模様の周囲を彫り、模様を浮き立たせるようにしたり、線彫り(模様の下書きの線だけを彫る)でシンプルさを生かしたり。好みに仕上げられるのが自分で制作する醍醐味です。

材料・道具
・丸盆
・彫刻刀4本セット
・オリーブワックス

仕上げに食品衛生法適合のオイルなどで拭き上げると乾燥にも強くなり安心

02:ステンシル(ウッドステイン)

彫るだけ・着色するだけで仕上げられる木箱だったら、ステンシルで着色すると温かい雰囲気に。箱全体をマスキングシートで覆い、カッターで模様を切り抜いてウッドステインでステンシルします。

材料・道具
印材ケースD
・マスキングシート 200×300mm5枚入り
・ウッドステイン

家にあったチャームを貼り付けてみました。異素材と組み合わさるとなんでこんなにかわいくなるんだ。けしからん。(自画自賛)

同じ要領で、ワックスタイプでくすみカラーがかわいいソリッドカラーと、細部にインクをつけやすいスティックスタンプインクで着色してみました。どちらも木目をつぶさず着色できるから、木目を生かした仕上がりになります。ここでワンポイント。着色メインで装飾する場合、色が沈まずあざやに発色する白い木肌の木材を使うのが◎。BSSの白木はポプラ材を使用しており、やわらかで白い木肌が特長。やわらかいため釘を打って板が割れることが少なく、木工作品におおすすめです。

材料・道具
木彫板(白木)
・マスキングテープやシート 
・ソリッドワックス、スティックスタンプインク

03:バーニングペンで焼いてみる

木を焦がして絵を描くバーニングアートも一度は挑戦してみたいですよね!ね!(圧) はんだごてのような特殊な機械を使い、木の表面を焦がしながら模様を描きます。

材料・道具
白木のウッドパズル
・電熱ペン(マイペン)

ペン先を交換できるタイプを使えば、さまざまな焦げ跡が付けられるため、幅広い表現ができます。お値段はお高めですが、ハンドメイド作家さんが使用されていて、木のアクセサリーや木のインテリア小物などの模様付けに使われていますよ。

というわけで、螺鈿&木彫素材の仕上げのアイデアをご紹介しました。
本格的な秋が来るのはもう少し先になりそうですが、のんびりと螺鈿と木彫を楽しんでみてください。

法人向けECサイト
今回ご紹介した螺鈿に必要な貝シートや、らでん工芸ニス、そのほかの道具材料などはこちらから。

画材・ものづくりのARTLOCO(アートロコ)
楽天

アートロコでは伝統工芸の特別ページがありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。


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