見出し画像

「Fashion Neurosis」で、カウチに寝そべり1時間話すRMくん①

こんにちは。パクチーです。

最近、いろいろな書きたいことは浮かぶんだけれど、どのトピックから書き始めたらいいだろうか…と思っていたら、RMくんの長いインタビューが公開されました。まず、英語なので、ぱっとわたしには意味が分からない、というのと、彼にとって第一言語じゃないので、彼も若干話しづらそうな感じはあるのですが、見れば見るほど、彼はすごく大切なことを、とても丁寧に話しているんじゃないか、すごく色々なヒントがここにはあるのじゃないか、一度目観た時には分からなかったのだけど、二度目に見た時、「これは、なにかすごいものがあるぞ」と感じるものがあったので、今回はこちらを少し丁寧に深掘りしてみたいと思いました。インタビュアーのベラ・フロイドさんは自身のブランドを持ち、Vivienne Westwoodの元で勉強したファッションデザイナーで、A.I.によると、あの精神分析学のフロイトの曾孫さんなんだそうです。コンテンツ名の「ニューロシス」は、神経症の意味とのこと。「ファッション神経症」は、インテリジェンスを含んだポジティブなニュアンスのようです。和訳は、自動翻訳と素人パクチーによる訳のミックスです。

ー ファッション・ニューロシスへようこそ、RM。
RM:お招きいただき光栄です。素敵なお家で、ここもとても居心地がいいです。
ー 今日着ている服と、どうしてその服を選んだのかを教えていただけますか?
RM:これはプラダのニューシーズンです。僕のお気に入りのブランドのひとつで、ご存知の通りラフ・シモンズが率いていて、彼のことも大好きです。でも正直にいうと、最近は友人でもある僕のスタイリストに頼っています。キムに感謝を伝えたい。彼がこのシャツを勧めてくれたんだけど、僕はこういう落ち着いた色合いで、自然な要素で染められたような色が好きなんです。だからこの色だと、すごく自然で、自分らしく感じます。
ー そう、服って本当に大切なものですよね。服は、時に、自意識から解放してくれる力がありますから。
RM:時々ね。

0'16"〜

最初の質問は、彼女のシグネチャーのようなもので、毎回最初に必ず問うようでした。上下デニムのアンサンブルで、「自然の素材で染めたものが好き」というと、完璧に彼のアルバム『indigo』を思い出します。彼にとって藍は意味のある色でした。一時藍染の服をよく着ている時もありましたね。デザインとしてはオーソドックス、つまり「匿名性」がある。けれど彼の好きな藍で全身を包む。スタイリストさんの、RMくんに対する親心、守ってあげたい気持ちと、君は、君を取り巻く権威で飾り立てなくても、振りかざさなくても、いつもの君自身でいて大丈夫なんだ、という愛情を感じます…。

ー あなたは、史上最も偉大なバンドのひとつであるBTSのリーダーです。そしてあなたたちは、4000万枚以上のアルバムを売り上げ、ビートルズ以来、1年間に3枚のアルバムが全米1位を獲得した唯一のバンドです。そしてあなたは、ポップミュージックには通常見られない謙虚さを持っている。私は、なぜそれがあなたにとって重要なのか、疑問に思いました。
RM:ええと、僕は決して…こんな風に有名になりたいと願ったことはなかったと思います。なぜなら、そういうアーティストやインフルエンサーになったら、できるだけ多くの人にリーチしたいという考えに囚われ続けなくてはならなくなる、特にポップミュージックの業界の真ん中にいれば、人々を幸せにしなければならない、それをチャートで実現しなければならない、影響力とインパクトを維持しなければならい、という考えが割り込んでくるのは、誰にとっても、とても簡単だからです。でも、僕がこのことを選んだのは…いや、僕に「与えられた」理由があるとしたら、そこにはまだ、もっと別のところから始められるべきものがあるんじゃないかという信念が、僕にあるからでしょうか。「何かを人に与える」というようなことではなく、ただ、今いる場所や、あなたが実際の生活で経験していること、人生そのものから受けている影響やインスピレーションに、根ざしたものから始めるべきだと。だから、全てはバランスが重要だと思うんです。
ー ええ。
RM:今、僕はポップ業界の真っ只中にいるので、バランスを保つために、例えば、数字や影響力そのものから距離を置くようにしています。そして自然の中に身を置いたり、こんなにも速い時代流れとは関わりのないものに触れるようにしています。
ー なるほど、あなたはそうすることで、インスピレーションの源であるアイデアとのつながりを保つことができるのね。
RM:はい。だって僕は30歳の若い男で、ちなみに31歳ですが、ショート動画やリール動画、クリップなどのようなものに気を散らさずにいるのは、本当に、全然簡単なことではないので。
ー そうね。
RM:僕はそういうもので本当に神経質になってしまって、毎日、いつでも、「何かをしなきゃ」「何かを残さなきゃ」というような気持ちにさせられる。でも、すぐ消えるでしょう。僕はいつも巨大な不安がある、やってきては、あっという間に通り過ぎる波に。
ー ああ、何てこと。あなたは本当に重積を負っているのね。
RM:笑

1'30"〜

これは、結構わたしの強い主観に基づく解釈になりますが…。RMくんは、動画系SNSの「バズり」という現象について、アーティストにとっても、インフルエンサーにとっても、一般のクリエイターにとっても、試聴する人にとっても、人々が、実態のないものに瞬間的に熱狂し、延々と、一瞬で忘れ去っていく現象を、「これって、一体なんなんだ?」という、恐怖感みたいなものがあるんだなと思いました。彼は職業柄そこに加担しなければならず、絶えず「立場と同等の存在感を示さなければ」という強迫観念みたいなものも感じているけれど、彼が個人的に最も距離を置きたいと思うのも、その分野なのである。

「数字や影響力そのもの」は、自分自身のようであって、自分自身ではない。自分自身が何を望むか、何かに影響されないありのままを知るために、何を感じるか、そのありのままを知るために、彼は、一瞬で移ろい変わる情報群や価値観から身を離して、現代人のジャッジから遠く離れたものの中に身を置く努力をしている。

そして、自分のような成功者がどこにいて、どのような体験をするか、魂が何を欲するか(インスピレーションの源)、傲慢さや虚飾を取り除いてシェアすることができるなら、それが、彼に成功と影響力が与えられた意味だ、と、そういう信念を持っている。どんな人であれ、成功したアーティストやインフルエンサーは、「数字や影響力そのもの」によって簡単に傲慢になり得るものだが、そこから距離を置く視点を彼が持っていることが、他の成功したアーティストやインフルエンサーと、彼を分けている。

彼はここで、一瞬で次々とトレンドが変わっていく今の傾向は、それがどんな意味があるのか、どう未来に繋がっていくのか、エンタメ業界の中心にいる彼にも謎である、とても「怖い」と言っている。そして、あなたが、自分が今いる場所、今している経験、自分のための適切なインスピレーションの価値を感じたいのだったら、変化の速い情報群から離れればいい、現代人の基準で評価される全てから離れる時間を持てばいい、という、知恵をシェアしてくれていると思いました。

エンタメ業界と推し活産業の渦中で、間違いなく中心にいる彼が、それが人々を暗がりに連れて行かないでいるために、彼個人は、全く真逆の方向にある光を、我々に指し示し教えてくれている。だからベラさんは「あなたが纏っているマントには、本当に重い責任が乗っている」と言って感嘆したのだ、「God…」と。

いや…これ…彼の立場から言ったら、非常に言いづらい、極めて言いづらい内容です。が、彼が実際に彼の口で話す言葉は、パクチーがここで要約するようなトゲや角が、ひっとっっつも、ない……。ないんだ…………。

…ところで。そういえばこの形式、ひとりが寝そべり、ひとりがソファに座り、これはまさしく、ベラさん、彼女のお祖父様が発明した形式ではないか…。すごいコンセプチュアル!

ー あなたの家では、ファッションは重要なものでしたか?そしてあなたの家族の中で、あなたのスタイルに影響を与えた人や、当時そこにいた人はいましたか?
RM:そうですね…父はカトゥーン・アーティストになりたかったんです…英語で何と言うんですかね。彼は漫画を描きたかったんですが、当時の韓国は本当に貧しく、何もなかったので、祖母は彼が本当にやりたかったことを止めさせたのです。そして僕の母は教師でした。父は、勉強や仕事といったもの以外の何かに対して、そういう渇望や自尊心を持っていたんだと思う。父は、僕が音楽をやろうとしたことに対して、非常に協力的でした。母の場合は…彼女は僕が安定した生活を送れるように、安全な場所に留まって、何事もほどほどにするようにと言いました。だから僕は小さな時計の振り子みたいに、父と母の間を行ったり来たりしていました。僕はそこでバランスを取ることを学んだのでしょう…だから僕にとって、とてもありがたい両親です。
ー というもの、あなたはスタンダール症候群を経験したと明かしたことがあるからです。それは特定の芸術作品を見て、目にするものの強烈さに圧倒されるというものですが、あなたがファッションに対しても、そういう強烈で極端な反応を感じたことがあるかどうか、気になったのです。
RM:僕が最初の経験として覚えているのは、リック・オウエンスの服を見た時です。
ー なるほど。
RM:彼こそ「ファッション神経症」の方で、ここに出演したのも見ました、彼のお店がソウルにあったんです、多分コロナのせいで今は無くなってしまったんですが。2014年か2015年頃、僕は彼の服を買えるようなお金は一切持ち合わせていませんでしたが、リック・オウエンスのソウル店に入った時のことは今も覚えています。もちろん、彼の大きな彫刻もありました。
ー 笑
RM:全てのものが、黒い波、彼自身の暗闇を放っていた。そして、どれも気品のある造形をしていました。その瞬間の僕は、スタンダール症候群のような感じだったんじゃないかと思います。
ー ええ。
RM:僕はそこで初めて、「黒」と呼ばれる色はこんなにも多様なんだと知って、ショックを受けたんです。
ー 笑。それは本当に素晴らしい表現ですね。彼は、とても想像力をかき立てるし、彼のやることはどれも刺激的で、本当に心を打たれるものばかりですものね。ああ、きっと素晴らしい体験だったでしょうね。
RM:僕は今も彼の服が好きです。もちろん彼の言葉も。彼が「ファッション・ニューロシス」で語った名言が僕は好きで、バズりましたが、「ファッションに興味のない人は、プライオリティが別のところにあって、その部分が魅力的なんだ」。
ー 笑。そうだったわね。
RM:僕はあの名言が好きです。
ー 分かるわ。彼はとても素敵な人で、あなたも楽しんでくれたのは嬉しいわ。彼は一番最初のゲストだったの。
RM:ええ!
ー 彼はまるで守護してくれるお守りみたい。私たちの会話にこうして加わってくれるなんてなんて素敵なのかしら。
RM:彼は素晴らしいです。

5'30"〜

RMくんが、スタンダール症候群のような症状を服で感じたことがあるか…の質問に、「リック・オウエンス」を上げました。そしてデザイナーであるリック・オウエンスさんは、ベラさんのこのコンテンツの第一回目のゲストだったんですね。わたしも試聴してみました。

スタンダール症候群は、優れた絵画やアートに触れて、その情報量に感覚的にも感情的にも圧倒されて、気分が悪くなったりめまいをおこしたり酩酊気分を味わったりすることだそう。…分かります。脳が情報過多で処理し切れずパンクする感じですね。リック・オウエンスさんの回、素晴らしくて、なんか、泣けてしまって、あちこち感動しました…。RMくんが言っているのはこの部分だろうと思います。

ー 誰かに惹かれていて、その人の服装が気に入らない場合、その人への魅力は消えますか?
Rick Owens(以下O):絶対に、決して、NOです。たいていの場合活気づけられます。
ー それはとても良いですね。笑
O:1つには、彼らが私が魅力的だと思うものをある適度無視しているという事実、または…。いえ、言い換えましょう。もし誰かが大きくブランドのロゴが入ったバッグを持っていたなら、私の魅力は消えます。それが私にとって、そしてその世界で、彼らの価値観を表現していると思うからです。そして何かを言うのをためらいます。反対意見もあるけれど、どうしようもない。つまり、もし特定のバッグがあって、その願望に自分を合わせる必要性を感じているなら、おそらく話すことはあまりないと思うけど、もし誰かがステータス意識とは全く関係のない、ひどくダサい服を着ていたら、私は興味をそそられる。ファッションを気にしないところ、そして他の優先事項があるところが素敵だと思う。
ー ダサい服にも何かある。本当に魅力的だよね。そしてロゴバッグでさえ、それをとても喜んでいる子供が持っていれば…。
O:そうだね。子供にはいいよね。笑

わたしもこのシーンに感動して、たまたま抜書きしていたので、なぜかというとすごく示唆があると思ったので…バズったことがあるシーンだったんですね、丁度良かったでした。オウエンス氏がどういう思いから服をデザインしているか、知ってからの方がより意味深いかもしれませんが、わたしが彼のこの言葉に惹かれたのは、この話はBTSがFIFAのハーフタイムショーに出演して、賛否両方浴びたことと関連づけられると思ったからです。自分と違う人が、自分の大切にしているものの価値が分からなくても、それは別にそれでいいんです。その人が、別のものを大切に思って、別のものにフォーカスしているなら、そこがその人の魅力の部分なんだよ。

RMくんのご両親の話のところで、彼のバランス感覚や、彼の輪郭を強固に作っている倫理観みたいなものは、家庭で育てられたのかもしれない、と窺い知れて良かったです。デビュー後しばらく、RMくんはとにかく黒い服を着続けてましたね。そんなことも思い出しました。

ー 若い頃から一目に触れる立場にある中で、あなたは服装を通して自分のアイデンティティを、どの程度隠したり、あるいは明らかにしたりするのでしょうか。
RM:「潜入捜査官の生活」のようなものだと言えばいいでしょうか。
ー 笑
RM:なんというか…夜は泥棒、日中は警察官のように振る舞うような感じでしょうか。僕は、それを長い間認めるのが難しかったんです。なぜかと言うと、20代の頃は、自分には何か特別なものがあって、特別な定義によって、特別なものとして描写されるべきだと思っていたから。でも時間が経つに連れて、人間のアイデンティティというのは、とても複雑に入り組んでいて、矛盾や二元性があるということを受け入れるようになっていきました。でも、そこにある矛盾や、どのくらい開示的になるべきかには、まだ格闘している最中ですし、僕の個人的なことはどのくらい隠すべきか…つまりこういうことかな、僕はまだ、何を見せて、何を隠すべきか、模索中なんです。
ー なるほど。
RM:でも僕が一番最善だと考える開示の方法、僕のリアルを表現する方法は、自分の手による作品、僕の場合は音楽です。僕の邪悪さや悪魔は音楽に吐き出すようにしている。笑
ー そうなんですね。そこが、人々が本当に深く共感する理由なのでしょうね、完全で純粋な人間というのは存在しないから、慰められますよね、音楽の中に開示されているのを聴くのは。
RM:そう、素晴らしいことじゃないですか、偉大な芸術家の個人的なストーリーの中に普遍性があるのを見つけるのは。僕はそれがアートの美しさだと思うんです。どんなものも、画家でも、彫刻家でも、ファッションデザイナーでも、建築家でも、作家でも、音楽家でも、彼らの個人的な物語が、彼らの人生の中で、自分の試練や困難にどう対処しようとしたかが…。だけど、僕たちが目にすることができるのは、結果だけなんです。彼らが消化したもの最後のピース、それを目にした時、僕はとても美しいと感じる。そして、僕もそんな風になりたいといつも思うんです。
ー あなたはそうであると思うけど。
RM:そうであろうとしてます。笑
ー ええ、私は、作り手を大きく分けるのは、そうあろうとし続けるかどうかだと思うのです。それが前に進む力になるから。そしてあなたは…とても思慮深い方だという印象で、たくさんの文学作品から引用したり、ジョジ・オーウェルや村上春樹、カール・ユングのような作家まで、影響をうけていらっしゃいますよね。あなたの人生を変えた最初の一冊はなんですか?

10'27"〜

「潜入捜査官」はなるほどな…と思いました。【Butter】の歌詞がリアリティを持つ歌詞だったとは思わなんだ!夜は誰の人目につかないように。「泥棒」ですから、何をやってるかが見えてもだめのだ。昼は公明正大に。後ろ暗いことなんて、もとから一切ないかのように。そのギャップを統一する、強い個性が目に見える形で発揮されるべきなのに!というのが、若い頃の彼の葛藤だったのですね。皆んなの目に見えるようにして、その通り認識してもらえないと、特異性や個性が「消える!」という恐怖感ですかね。非常によく分かる。若いそういう人、いっぱいいるじゃないですか。

「何でも見せる」ことが致命的になる職業ですから。思ったままを言うことができず、あらゆる方面へ配慮して、初めて言葉を口にできる。自分の仕事、自分の安全、自分のクライアントを守るために、線引きの判断をするのは、最後はいつも自分です。アイドルである彼らは、「アウトプットの表現形が、常に、非常に限定されている」。だから、最短時間で最短距離で、修行僧のような成果を得ているんですよ…。厳しい修行の場、修行の賜物ですよ…。修練された青年たちですよ…。大変なことですよ…。

彼が慰めを感じる、魂を癒す美しさを持ったものとして、他の人の手によるアートがある。世界を壊してしまうマイナスのエネルギーがひとりの個人の中に存在して、それ自体はそのままでは存在し続けられないので、別の正の力を持つものと、ぴったり同じバランスで統合することのできる、たったひとつの道筋を発明したとき、アートは成立する。そこに唯一無二の美しさがある。

それは個人が内側に持っている、消すことのできない、社会の中でタブーとされることが許される唯一の方法なのだ。

…というのは、パクチー独自のアート論ですが…。個人の、まったく個人的な、人生を通して得たその人だけの獲得物が、そこから丁寧に不純物を削ぎ落とすと、普遍になる。わたしは、それだけが、普遍的なものを作る唯一の方法なんじゃないかと思っている。

RM:う〜ん…多分…。最初に言っておくと、今より若い時の方が本を読んでいました。SNSなんかのおかげで読まなくなっちゃったんです。
ー そうよね。
RM:最近では、映画を見ることも、本を読むこともどんどん難しくなってます。途中で退屈なように感じてしまって…Netflixで映画を見ても、いつでも停止できる。だから最近では、映画館に行って、携帯を機内モードにして、一人の監督の意図と芸術性に導かれるということが、本当に本当に、最近ではますます、稀で贅沢な体験になりつつあります…とこで、僕が最初にスタンダード症候群のようになった本は、「デミアン」だと思います、ヘルマン・ヘッセの。
ー はい。
RM:理由は多分、嫉妬の本質とリアルを発見したと思うからです。
ー ああ…とても興味深いです。
RM:デミアンは完璧な人間、非常に理想的な人間として描写されていて、冒頭も、鳥と卵、アブラクサスについてなど、力強いフレーズから始まって、4、5回は読み返したんじゃないかなと思います。
ー そうなの。素晴らしいわ。
RM:若い時にね。また読み返すべきですね。
ー あなたの話で、私も今すぐ読みたいと思ったわ。
RM:僕には、学生時代の心境というか、クラスにとても背が高くて、すごくハンサムで、すごく頭も良いとか、スポーツができるとか、常に女子たちの人気者でいる、そういう友達に持つ嫉妬心の心地悪さというか。
ー 笑
RM:だからティーンエイジャーだった当時でさえ、自分の実際の人生と照らし合わせてみることができた。笑。よく覚えてます。
ー この本はファンにとっても良い本ですよね。嫉妬はファンにとっても阻害したり、打ち砕くものになり得るので…。
RM:そうです。
ー 以前私の精神科医に、私は、誰かと競争する時の嫌な気持ちについて話したことがあるのですが、彼はそれをゲームとして扱うこともできると。若ければ、哲学的な何かを読んでみるのもいいわよね、嫉妬を感じることは、実際にはそれほど悪いことでないですよね。自分がどれだけのことをハンドルできるのか、知る指標になりますよね、だからきっと、いい本だわ。どうやってその本を知ったのですか?
RM:いわゆる古典として、両親や教師には積極的に勧められていました。
ー 笑。
RM:僕の両親はいつも僕を図書館に連れていっていたように思います。毎週末。僕は、それは、親が子供にできることの最善のことの一つなんじゃないかと思います。僕に、素晴らしい答えや、興味深い祖先の遺産が自然ともたらされるようなチャンスをくれた。
ー そうですね。素晴らしいです。
RM:ええ。
ー なぜかというと…あなたは、リーダーとしての重責を背負う風格を漂わせており、その力を良心的に行使する方法も知っています。だからこそ、リーダーであることで感じる孤独について、どう対処しているか、疑問に思いました。

14'42"〜

BTSのアルバム【WINGS】で必須図書となっている「デミアン」!パクチー、未読です…すみません…!…なぜか読もうにもあんまり気が乗らない…!笑

ここは、読んだことのある皆さま方でどうか、楽しんでいただけたらと思うセンテンスでございます。嫉妬に関しては、若かりし頃、舞台の業界で苦しんだ、パクチーにも身に覚えがあります。「デミアン」でどう嫉妬が扱われているかわたしは分かってないですが、アイドルという、ルッキズムと才能が突出しまくった世界で、若く、あるいは幼い彼らが、嫉妬と無縁で生きていけるはずがねーのよね!こんなに落ち着いて話すRMくんが、清々しい、解脱した人に見えてきます…。

だからこその、ベラさんの質問に続くわけですが。

さて。

無茶苦茶時間かけてんのに、まだ半分もいかねーのよ!長い!皆さんも長いよね?

ということで、シリーズに分けようと思います。

乞う次号!


それでは、また!!




いいなと思ったら応援しよう!

パクチー お読み下さってありがとうございます!