【映画レビュー】免許返納(試写)バイクに乗ってショットガンをぶちかませ!
※本記事には一部ネタバレを含みます。
作品情報

ストーリー
舘ひろし演じる70歳を迎えた映画スター・南条弘が主人公のドタバタコメディ。かつてアクション俳優として活躍した南条は、今でも「もう一度アクション映画に出たい」と夢見ていた。しかし、俳優仲間の交通事故について軽くコメントしたことが世間で大きく取り上げられ、いつの間にか「南条も免許返納するべき」という空気に。家族やマネージャーまで巻き込みながら、“免許返納騒動”がどんどん大ごとに…。
まだまだ車もバイクも乗りたい南条が、この人生最大のピンチをどう乗り越えるのか!
鑑賞環境
上映形式:TOHOシネマズ 試写会
感想
舘ひろしのカッコよさとハーレーがかっこよすぎ
舘ひろし演じる主人公・南条弘がハーレーにまたがる姿はとてもかっこよかったです。さらに、共に歩んできた俳優仲間たちと演じた「ハーレーライダー」が彼にとって最高傑作であり、その作品をもう一度やりたいという思いが作品全体を通して伝わってきて良かったです。アクションシーンも迫力があり、「あぶない刑事」を彷彿とさせるようなバイクとショットガンを使ったシーンは特に印象に残りました。とても見応えがあり、最高のアクション映画だったと思います。

また、マネージャーの立ち回りも良く、主人公の無茶を止めようと必死になる姿が面白く、映画には欠かせない存在だと感じました。笑えるシーンも、単なるネタではなく、間の取り方や映像の見せ方で自然と笑わせてくれるところが良かったです。映画館が一体となった瞬間でした(笑)
作中では、俳優仲間の家族や周囲の人々との関係も描かれており、多くの人を巻き込みながら物語が進んでいく映画でした。
一方で、日本映画らしい長回しの感動シーンや、「そこまで説明しなくても分かる」と感じるような回想シーンもありました。良くも悪くも「ザ・日本映画」という雰囲気のあるアクション映画だったと思います。ただ、もともと映画制作をテーマにした作品なので、そうした演出も作品の雰囲気には合っていたと感じました。
日本製アクション映画を楽に観たい人
ストーリーも分かりやすく、誰でも見れるような映画だと思います。
アクションが好きな人や、舘ひろしファンには良い映画でしょうね!
総評
[★★★☆☆ ]星3
何も考えずに観ることができて最高!だからといって2回観ようとはならない。
本音で少し
今回、試写で観させていただきましたが、最初から最後までとても面白く観ることができました。もともと私は洋画を中心に観ることが多く、邦画にはあまり慣れていません。有名俳優くらいしか分からず、日本映画特有の自然音や見慣れた風景が少し苦手なこともあり、正直ハードルを下げて観に行きました。しかし、鑑賞後にはしっかり満足できる作品だったと感じました。今作は映画俳優たちの物語でもあるため、作中には「決めるぜ!」と言わんばかりのかっこいい決めシーンが多く登場します。さらに、映画シーンと現実シーンの区切りもしっかりとされています。ただ、それが単純にかっこいいだけではなく、“映画あるある”のような演出として描かれていてとても面白かったです。
また、タイトルにもある「免許返納」というテーマについても、物語の中で意外な形から免許返納へと繋がっていきます。主人公は本当は返納したくないのに、ある事件をきっかけに返納せざるを得なくなってしまいます。(そのきっかけも私には意外な場面でした。)しかし、その一方でバイクに乗らざるを得ない状況にもなっていくため、免許返納を巡る葛藤が物語全体に関わっており、「乗るのか?いや、我慢して乗らないのか?いや、乗るんかい!」みたいな感じでした。
それはそうと、舘ひろしさんの怒り方や喜び方には少し独特な部分があり、ところどころ不自然に感じて気になる場面もありました。ただ、それを含めても全体として非常に楽しめる作品で、最後まで面白く拝見させていただきました。

