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Yahoo!ニュースが嬉しかったので、知っていること全部書く──藤本洸大・簡秀吉と『修仲』、2026年の現在地

追記予定あり



これはひとりの視聴者による、偏愛まじりの観測記録です。
マーケティングリポートでも公式の見解でもなく、
このドラマをこよなく愛するわたしが、個人として見聞きしてきたことを書き留めたものです。
数字も出てきますが、あくまでいち視聴者の観測の範囲であることをあらかじめお断りしておきます。

2026年2月18日、Yahoo!ニュースに一本の記事が出た。芸能ライターの斉藤貴志氏による「関西ローカルから放送終了後も続く余波。『修学旅行で仲良くないグループに入りました』が人気を呼んだ理由」[1]。

読んで、嬉しくなった。だからこれを書いている。

記事は国内での反響を丁寧に追っていた。
最終回TVerドラマランキング2位、
Filmarks評価4.3点、
藤本洸大氏のインスタフォロワーが放送前の1万から21万へ、
FOD1月国内ドラマランキング1位。
そして「配信の時代、真っ当な良作であれば広く届くことも証明された」という結論。
これは正しい。
ただ、わたしが見ていた風景は、この記事が描いた地図の、さらに外側にあった。


藤本洸大という俳優について、まず書いておく

この記事を書くにあたって、どうしても触れておきたいことがある。
わたしが好きなライターのひとりに、横川良明氏がいる。映画・TVドラマ取材に精通したライターで、俳優への鋭い観察眼で知られる方だ。その横川さんが、2026年2月10日公開のELLE JAPAN「2026年ブレイクの星! プロ大注目の次世代人気イケメン俳優5選」において、藤本洸大氏を取り上げた[2]。
横川さんはこう書いている。

「何がすごいというと、その憑依力。物語序盤は典型的なモブ男子。それが一軍スター男子に愛される中で、本人さえも自覚していなかったきらめきが開花。全視聴者を藤本洸大のモンペにさせる可愛さでした。」

https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/a70262441/hot-japanese-actors-2026-260210/

「露出ごとに印象が一変する変幻自在のオーラは、名優のポテンシャル十分。それにしても別人すぎるので、藤本洸大300人いる説を今度『水曜日のダウンタウン』で検証してください!」

https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/a70262441/hot-japanese-actors-2026-260210/

横川さんはX(旧Twitter)でも同記事についてポストしている。「昨年キラ星のごとく輝きを放った藤本洸大さん」として、「約300字にぎゅぎゅぎゅっと濃縮した推しコメント」と表現した[3]。
「憑依力」「変幻自在のオーラ」「名優のポテンシャル十分」──これを言葉にしたのが、日々インタビュー取材に奔走するプロのライターだということを、記録として残しておく。
なお、藤本洸大氏は『修学旅行で仲良くないグループに入りました』(ABCテレビ)に加え、ドラマ『スメルズ ライク グリーン スピリット』(MBS)でも同性に芽生えた恋心に戸惑う役を演じている。
『修仲』はFODで全話独占配信中。Blu-ray BOXは2026年5月8日(金)発売予定だ[4]。

アジアで起きていること

上海・台湾のポップアップストア

マンガ展/TORICOが主催するポップアップストアが、2026年2月13日から3月8日まで、上海市黄浦区南京東路830号・第一百貨商業センターC館5階にて開催されている。グッズ販売、衣装展示、場面写パネル、ウェルカムボード──日本国内の展示と同内容が上海に持ち込まれた[5]。

続いて台湾。漫畫展台灣/TORICOによる台湾巡回展が、2026年4月3日から5月3日にかけて、ふるいちx漫畫展台灣にて開催予定であることが発表された[6]。台湾の告知に対し、韓国のファンからは「韓国は入っていないの?」というリプライも届いていた。

上海(開催中)→ 台湾(4月予定)、そして韓国ファンの「自分たちも」という声。

中華圏メディアの言葉

ファンの間で「大陸誌」と呼ばれるメディア群──BLAZE、RETRO、TRENDiCON──が、主演キャストの特集を相次いで展開している。
BLAZE Magazineが藤本洸大に寄せた言葉を、引いておく。
「山と森を通り抜けて、ミントの香りをまとった緑の風が吹く。その風は少年のように、心の川で駆けていく。」
「私が君の瞳を愛する理由は、そこに隠されることのないまっすぐな渇望があるから。」
「朝の湿った霧を突き抜け、私たちの出会いを照らしてくれた。」
「黄昏は、君を私の夢野に引き留め、すべての幻想を注ぎ込む。」
「日の昇る瞬間、世界はきっと緑に染まる。それでも見えるのは、君のやわらかなまつげと澄んだ息づかい。」
「未来はすでに、清らかな流れのなかで、君に星の祝福を降らせている。」
「朝陽が背中に穏やかなぬくもりを置き、洸の中を歩き、君のための盛大な始まりを迎える。」

#すべての美しさは君から始まる

ここには仕掛けがある。「朝陽」は『修仲』での役名・日置朝陽だ。「夢野」はMBS『スメルズ ライク グリーン スピリット』での役名。「洸」は藤本洸大の「洸」そのものだ。複数の役名と本人の名前が一篇の詩の中に同居している。これは単なるアイドルの紹介文ではなく、藤本洸大という俳優が演じてきた複数の「個」を束ねた、文学的な試みと呼ぶべきものだ。こうした情緒的な受容が、販売部数12,000部突破という実利を支えている[7]。

BLAZEの運用拠点は韓国(ソウル)にあり、RETROは複数表紙のコレクター向け形態で展開されている。TRENDiCON No.14では藤本洸大が単独特集を飾る。完全予約販売制というモデルでこの企画が成立するということは、版元が「予約ボタンを押させるだけの需要がある」と判断したということだ。

英語圏の視点

Trolltek TVというYouTubeチャンネルが、本作の全話一気見リアクション動画(約2時間34分)を公開している。
The School Trip BL Full Series Binge — Such A Fun Show!

@YouTubeより
投稿者は冒頭でこう断っている。「日本のコンテンツの著作権管理が厳しいことは理
解している。だからこの動画は十分に気をつけて作る」[8]。
この自覚的な姿勢は、作品への敬意の表れだ。チャンネルではアフターストーリー2本分のリアクション動画も公開されており、最後まで追い続けている。

動画の中で印象的だったいくつかの視点を書き留める(1〜2話分)。
映像クオリティへの評価 「照明の使い方、カメラワーク、映像美の水準の高さが、最初のショットだけでわかる」と開始数分で語っている。制服の質感や美術への言及もあった[9]。
「ハンサムすぎる陰キャ」問題 日置朝陽のビジュアルについて「現実なら女子の半分は彼に惚れる」と断言。設定とビジュアルの乖離という、日本のBL作品が繰り返し抱える構造的な問題への、外側からの指摘だ[10]。
簡秀吉の「視線」 渡会紬嵩を演じる簡秀吉に対し、「intense(強烈)」という単語が繰り返し使われた。視線の演技が字幕を必要とせずに感情を伝えていることを、このリアクション動画は図らずも証明している[11]。
普遍的な感覚 集合写真の場面での日置の迷いを「全世界共通の体験(universal experience)」と表現した。このドラマが描いているのが特定ジャンルの文法ではなく、もっと根本的な人間の感覚であることを、英語圏の視聴者が自然に受け取っているということだ[12]。

海外メディアの動き

オランダを本拠地とする英語誌『STARSIDE』2026年春号が、藤本洸大×簡秀吉の特集「AfterSchool」として予約受付中だ。日本国内向けの取り扱いはSTAR ASIA THE SHOP(@starasiatheshop)が担当している[13]。
展開の規模を具体的に書いておく。表紙はA・B・C・デジタルの4種類。3冊セット(A+B+C)のほか、最上位の「THE EVERYTHING SET」では未公開グラビア70ページ超+誌上独占インタビューを収録し、A4ポスター・フォトカード9枚・全表紙が同梱される。各セットに限定特典が付き、STAR ASIA THE SHOPのショップ特典としてインタビュー記事の日本語訳(非公式訳)も提供される。送料無料キャンペーンも実施中。
THE EVERYTHING SETの内容をさらに詳しく書いておく。紙・デジタルの特典内容は以下のとおり
だ。
A4ポスター4枚
表紙バリアント A・B・C・D(デジタル)
フォトカード9枚
ポストカード6枚
ポラロイドカード12枚
フィルムストリップ
デジタルポスター2枚
ボーナス映像:BTSビデオ5分超、インタビュービデオ25分超、ミニコーナービデオ10分超
本誌イメージソング「Over the Moon」by Asahi(久保田訓生プロデュース)のMP3ダウンロード
全マガジン共通でMP3が付属し、ボーナス画像は誌面未掲載のオリジナルとされている。
「コレクター向け複数表紙展開」「70ページ超のグラビア」「独占インタビュー+25分超のインタビュー映像」という仕様は、国内の俳優写真集と同等かそれ以上のボリュームだ。イメージソングまで制作されているという事実は、これが単なるメディア掲載ではなく、ひとつのプロジェクトとして設計されていることを示している。アジアの代理店を通じて販売されているという構造とあわせて、需要の所在を示す。

国内メディアの展開(放送終了後)

放送が終わった作品に、これだけのことが起きている。掲載情報を記録として残しておく。
メディア 内容 時期
awesome! Plus Vol.45 発売済─
BLAZE 1月号 発売済─
RETRO 2月号 発売済─
TRENDiCON No.14 藤本洸大単独特集(完全予約制) 発売済
修仲公式ビジュアルブック─
2026年2月27日発

MENS PREPPY 4月号─
2026年2月28日発

CYAN MAN 5月号増刊─
2026年3月12日発

GIANNA BOYFRIEND #11─
2026年3月30日発

PREPPY 2026年5月号(NO.369)
簡秀吉表紙・16P特集「THE RISING STAR」
2026年4月1日発

なお、JUNON誌面への掲載も予定されている。
PREPPY(ヘアスタイル専門誌)については補足しておく。簡秀吉がPINK×WHITE・BLACK・RED×BLACKの3ルックを披露する16ページ企画「THE RISING STAR」として表紙に登場。ロングインタビューも収録される。予約特典は販売店によって異なり、ヘリテージブックストア版(B5ビジュアルカード)とAmazon版で絵柄が分かれるコレクター仕様だ。
舞台『ピーターとアリス』初出演という文脈でのタイミングでもある。
予約締切は2026年3月18日(水)、発売日は2026年4月1日、価格は1,870円(税込)[14]。

国際アワード・国内批評

現在、本作は国際BL・GLアワード「HUB Awards 2025」(BoysLoveHub主催、GagaOOLala公式パートナー)において、以下の4部門でノミネートされている。投票締切は2026年3月6日、授賞式は同年3月31日の予定だ。

BEST JAPANESE BL
BEST GAGAOOLALA SERIES
BEST LEAD COUPLE(渡会紬嵩 & 日置朝陽)
BEST SERIES(グローバル部門)

GagaOOLalaは台湾発の国際LGBTQ+ VODサービスであり、このアワードはアジア圏外では最大級のBL・GL専門アワードとされている。前回大会の総投票数は7,000万票超。投票はファンが主体となって行う。[15]。

国内では、放送批評懇談会「ギャラクシー賞 マイベストTV賞」の2025年12月度月間ノミネートに選出されている(2026年2月6日発表)。視聴者コメントには「映画のような質感の映像」「劇伴音楽の素晴らしさ」「登場人物一人ひとりのキャラクターがしっかり立っていた」という声が寄せられた[16]。

一方、TV LIFE年間ドラマ大賞2025の投票フォームには本作の選択肢が存在しなかった。関西ローカルの深夜ドラマであるがゆえに、国内の評価システムから取りこぼされている場所がある、という事実として記録しておく[17]。

おわりに

上海でポップアップストアが開き、
台湾でも4月から開催が決まり、
オランダの英語誌が特集を組み、
大陸の誌面には詩が並ぶ。
英語圏のリアクターが著作権に自覚的でありながら「この作品について話したい」と動画を作り続けている。
横川良明さんが「名優のポテンシャル十分」と言い、HUBAwardsが4部門のノミネートという事実を出している。

Yahoo!ニュースの記事が言った「配信の時代、真っ当な良作であれば広く届く」は正しい。
ただ、配信があっても届いていない視聴者はまだいる。

それが何を意味するかは、この記事を読んだ方がそれぞれ判断してほしい。わたしはただ、見えたものを書き留めた。


HUB Awards 2025 投票はこちら

(締切:2026年3月6日)
応援よろしくお願いします。
世界へ羽ばたけ🌏修仲!
https://awards.boyslovehub.com/


脚注
[1] 斉藤貴志「関西ローカルから放送終了後も続く余波。『修学旅行で仲良くないグループに入りました』が人気を呼んだ理由」Yahoo!ニュース エキスパート、2026年2月18日。
[2] 横川良明「2026年ブレイクの星! プロ大注目の次世代人気イケメン俳優5選」ELLE JAPAN、2026年2月10日。https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/a70262441/hot-japanese-actors-2026-260210/
[3] 横川良明(@fudge_2002)Xポスト、2026年2月10日。リプライ64、いいね180、インプ
レッション1.9万。
[4] 『修学旅行で仲良くないグループに入りました』Blu-ray BOX、2026年5月8日(金)発売。FOD全話独占配信中。
[5] マンガ展/TORICO 公式X(@manga10_torico)告知、2026年2月13日。会場:上海市黄浦区
南京東路830号 第一百貨商業センターC館5階。開催期間:2026年2月13日~3月8日。
[6] 漫畫展台灣/TORICO 公式X(@manga10_tw)告知、2026年2月13日。会場:ふるいちx漫畫
展台灣。開催期間:2026年4月3日~5月3日。
[7] BLAZE Magazine 日本公式X(@blazeprojectmag)2026年2月16日投稿「応援ビジョン」テキストより詩文を引用。販売部数12,000部突破は、同アカウントが2026年2月3日21:00に投稿したポストによる(インプレッション11万回、いいね909、引用4,669)。BLAZEの運用拠点は韓国。
[8] Trolltek TV 動画内 [00:05:06] 付近の発言より。原文:「I’m going to be very like extra careful with this show… there’s really no fair use laws in Japan」。
[9] 同動画 [00:05:54] 付近。原文:「the way the lighting is the way it’s shot okay I can tell cinematography wise it’s going to be a good one you can just tell in that first shot」(要約・意訳)。
[10] 同動画 [00:13:04] 付近。原文:「100% if this IRL like I’m guaranteeing you like 50% of the girls would be into him」(要約・意訳)。
[11] 同動画 [00:19:45]、[00:22:37] 付近。「he’s so intense the way he looks at」「why you always so intense」など複数回言及。
[12] 同動画 [00:17:16] 付近。原文:「I don’t care how confident you are… that beginning period of me being part of a new group is 100% the it’s just like you don’t know how to move your body kind of」(要約・意訳)。
動画URL:https://youtu.be/p96-ID07p9M(約2時間34分)。
アフターストーリー2本分のリアクション動画も同チャンネルにて公開。
[13] STARSIDE magazine 公式X(@starside_x)、および日本国内取り扱いSTAR ASIA THESHOP(@starasiatheshop)告知、2026年2月20日。「STARSIDE: An English-language magazine produced from the Netherlands.」
表紙バリアント:A・B・C・デジタルの4種。THE EVERYTHING SETには未公開グラビア70ページ超、誌上独占インタビュー、A4ポスター4枚、フォトカード9枚、ポストカード6枚、ポラロイドカード12枚、フィルムストリップ、デジタルポスター2枚、BTS映像5分超・インタビュー映像25分超・ミニコーナー映像10分超のボーナス映像、イメージソング「Over the Moon」by Asahi(久保田訓生プロデュース)MP3を収録。ショップ特典としてインタビュー記事の日本語訳(非公式)あり。期間限定送料無料。
予約URL:x.gd/XNPWP
[14] PREPPY 2026年5月号(NO.369)、2026年4月1日発売、1,870円(税込)。簡秀吉が表紙および16ページ特集「THE RISING STAR」に登場。3LOOK(PINK×WHITE・BLACK・RED×BLACK)とロングインタビューを収録。予約特典はヘリテージブックストア版(B5ビジュアルカード)とAmazon版で絵柄が異なる。予約締切:2026年3月18日(水)。
[15] HUB Awards 2025 公式サイト https://awards.boyslovehub.com/ BoysLoveHub公式X(@BoysLoveHubENG)より日本語リプライでノミネート・投票方法を確認(2026年2月8日)。
GagaOOLala(@gagaoolala)が公式パートナー。授賞式:2026年3月31日 午後7時(BRT)/ 午後6時(ET)予定。
[16] 放送批評懇談会「ギャラクシー賞 マイベストTV賞」2025年12月度月間ノミネート、2026年2月6日発表。
https://houkon.jp/
[17] TV LIFE年間ドラマ大賞2025投票フォームに本作の選択肢が存在しなかったことを確認し、Xへ投稿(2026年1月9日)。

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