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Day1:月額1000円が無料に。知識ゼロの文系が「AI会話だけ」で高機能アプリを作った話【文系バイブコーディング実録①】

既存ツールの価格に苦悩

たまたまYouTubeでバイブコーディングを知り、「簡単なアプリを作ってみたいな。ちょっと勉強してみようかな」と興味が湧いていました。

バイブコーディングには音声入力が必須です。Aqua VoiceやWhisper Flowなど高性能なアプリはどれも日本円で月1,000円以上するので、サブスク疲れを感じていた私は、そんなのとても払えないと悩みました。一方でWindows標準の音声入力はミスも多く、 Googleドキュメントは限られた用途にしか使えません。

そんなとき、ふと「音声入力アプリをバイブコーディングで作ってしまえばいいんじゃないか」と思い立ちました。

ただし私は文系で、プログラミング経験はゼロ。言語なんてHTMLを多少読める程度。もちろん。Pythonなんて触ったこともない。けれど、バイブコーディングならAIに指示を出せばすらすらコードを書いてくれるというのは分かっていたし 「やってみっか」と思ったのです。


何の計画もないまま、Geminiに相談。 「音声入力アプリが高いので、自作で音声を文字にするアプリを作りたいんだけどどうすればいい?」「(YouTubeを見て知っていた)カーソルやGoogleアンチグラビティを使いたいのでフロンプトを書いてください」。たった2往復で詳細なプロンプトが生成されてきました

Geminiが「速攻」で吐き出してくれたプロンプト

返ってきたのは、綺麗にまとめられた「要件定義」。 とりあえず、Google Antigravityがいいと言っていたYouTuberの言葉を信じて、いわゆるプロジェクトフォルダを作って設定。プロンプトを投入したところ、Pythonのツールのダウンロードから始まり、ほんの20~30分でアプリが組み上がりました。

衝撃のHello World

AIに言われるがままOpen AIのAPIキーを取得し、ソースコードにコピペ。試してくださいと言われたので、ターミナルを使ってコマンドを打ち込んで話してみました。

「テストです。えーと、なんか、ただいまマイクのテスト中なので、今日はいい天気なので散歩に行きまたいなあと思いますね」

スクショを残していなかったので申し訳ないのですが、確かこんなようなことを話したように思います。すると、驚くべきことに

「テストです。ただいまマイクのテスト中です。今日はいい天気なので散歩に行きたいです」

こんな風に整った形で返ってきました。

正直なところ、鳥肌が立つほど驚きました。フィラーもきれいになくなった形に成文されたものが出力されたのです。

これまで「プログラミング=呪文を覚える苦行」のように感じていた一種の苦手意識が崩壊した瞬間でした。もはや、これはプログラミングではない。AIと会話しただけ。「もしかしてなんでもできちゃうんじゃないの?これ」…

これは数日後の画面ですが、このように完了レポートも自動で作成してくれます。

要望は止まらない

一度動くとわかれば、こちらの要望は止まらなくなります。 「要約モードも欲しい」「メールの自動送信機能もつけて」「〇〇(私の地元)弁モードも」。 AIはその都度、「ではこの関数を追加しましょう」「プロンプトをこう変えましょう」と即座に応えてくれます。

恥ずかしながら、ほとんど意味もわからないまま、「Accept」を押し続けているだけでかなりの高機能アプリが組みあがっていきます。数時間後には 「これ、売れるんじゃないか?」という野望すら抱き始めていました。

当時のスクショやログはほとんど残しておらず、個人情報が出ている画面も多いので詳細をここに出せないのは申し訳ないのですが、AIの進化で「コーディングに苦手意識を感じていた文系人間」でもアプリができる時代になったというのは確かのようです。

そして、翌日から、私は趣味のようにバイブコーディングをやるようになりました。

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