【映画】「へレディタリー/継承」感想・レビュー・解説

うーむ、なかなか意味不明な映画だったなぁ。
僕にはちょっと、うまく捉えられないなぁ、という感じでした。

難しかったのは、登場人物たちが感じている「恐怖」が何なのかがうまく理解できなかったこと。一番理解できたのは、大学教授である主人公の夫。彼はこの物語の中で恐らく一番真っ当な感じで、彼は純粋に、冷静に、一般的な感覚で「恐怖」を感じている。

ただ、他の人達、特に主人公であるアニーが感じている恐怖は、ちゃんと理解することは難しかった。もちろんその根底に、「遺伝」という要素があることは分かる。割と冒頭の方で出てくるから書いていいと思うけど、アニーの一家は、統合失調症だったり解離性同一性障害だったり夢遊病だったりと、精神的な疾患によって様々な不幸に見舞われてきた。その「遺伝するということ」が恐怖のベースになっているんだろう、という感覚は理解できたと思います。

ただ、それ以上のことがよくわからないし、映画を観ながら、「何か嫌なことが起こりそうだ」という感覚は分かっても、「どういうことが起こりそうか」という想像が基本的に出来なくて、だから驚きが半減しちゃうなぁ、という感じでした。

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