見出し画像

1年間で資格を8個取った話(10年以上前のことですが)

2014年に、資格を8個取った。その8個は以下の通り(取得した順)。

●ITパスポート
●FP(ファイナンシャルプランニング)技能士 3級
●日商簿記 2級
●FP(ファイナンシャルプランニング)技能士 2級
●宅地建物取引士
●数学検定 準1級
●MOS Word 2013
●MOS Excel 2013

※FP技能士は、3級を合格してからでないと2級の受験が出来なかったので、別々の資格としてカウントしている

受験した理由はシンプルで、「ヒマだったから」だ。いや、ヒマだったというよりは「退屈だったから」だろうか。日常がつまらなすぎて、何か違ったことをしたかったのだと思う。単に資格を取るのでは面白くないので、「1年間でどれぐらい取れるか」に挑戦して、受験した資格はすべて合格した。まあよくやったものだなと思う。

僕は学生時代理系の人間で、暗記科目が苦手だった。日本史も世界史もやってないし(政治経済のみ)、理系の分野でも「化学」は好きじゃない(他の理系科目と比べて暗記することが多いため)。数学や物理など「理屈さえ理解すれば、あとは思考力でどうにかなる」みたいな分野は結構得意で、まあシンプルに「理系人間」だったと思う。

また、数学は好きだったが、さすがに長いこと勉強していなかったこともあり、相当忘れていた。「数学検定」以外の7つの資格の中で、最も勉強期間が長かったのは「宅地建物取引士」の5ヶ月だが、「数学検定」の勉強には7ヶ月程度掛けたぐらいだ(もちろん、常時同時並行で複数の資格の勉強を進めていたので、総勉強時間の比較は難しいが)。

そんなわけで、「暗記が得意ではなく、かつかなり忘れていた数学の勉強をほぼ通年で並行して行う」というかなり大変な1年だった。

当時はフリーターで「週6日間」働いており、1週間の労働時間(拘束時間)は55時間ぐらい。そういう中で、「平日5日間で20時間」「土日で20時間」の「週40時間」ぐらいの勉強時間をずっと確保していた。概ね、「仕事と睡眠以外はほぼ勉強」ぐらいの感じだっただろうか。よくやってたなと思う。

それで、勉強をしながら勉強のやり方も整えていったという感じである。特に「日商簿記」の勉強はかなり失敗したなという感覚だった。テキストを頭から読み始めて、それから問題集を解くようにしたのだが、何を問われているのかさっぱり理解出来なくて大分苦労したのだ。それでそれ以降は、「テキストを読む前に問題集を解き始める」というやり方に切り替えた。また、勉強法の本を読んで知った「チラポイ法」はかなり有効だったなと思う。「覚えたいことを細切れにし、その『覚えたいこと』が答えとなるような問いを単語カードに書いて、答えが瞬時に頭に浮かぶか繰り返す」というやり方だ。「チラポイ法」はネットで検索すると色々出てくるので調べてみてほしい。

あと意識していたのは「スキマ時間の活用」「復習をルーティンにする」「テキスト・問題集はそれぞれ1冊に絞る」という感じだろうか。スキマ時間については、「こういうスキマ時間が生まれたらこれをやる」とあらかじめ決めておき、「今何をやろう」と考えずに済むようにした。復習も同様で、「毎日復習すること」「毎週復習すること」などを決めた方がいいだろう。さらに「この時間で復習する」とあらかじめ時間を確保した上で復習していた。また、テキスト・問題集は複数のものに手を出すより、何か1冊に絞って徹底的に繰り返すのが良いと思う。

あと僕は結果的にそうなっただけだが、「複数の勉強を同時並行で行う」というのは凄く良かった。「飽きたら、別の勉強をして気分転換する」みたいなことが出来るからだ。

そして最後に。僕が資格の勉強をして強く実感したのは、「理解できないことは覚えられない」ということだ。人によっては「写真のように物事を覚えられる」みたいな能力を持っていたりもするが、そういう人のことはちょっと除外しよう。一般的には、「記憶する」ためには「理解出来ていること」が大前提になると思う。それで、学生時代に暗記科目が苦手だった僕がこれだけ資格試験に合格できたのは、「死ぬほど本を読んで『理解する力』が上がったから」という側面はかなり大きい気がする。

例えばだが、「ちにんしごくなちうう」という文字列を覚えるのは難しいだろう。短期的には覚えられるかもしれないが、1ヶ月後も覚えていられるかというと結構大変じゃないかと思う。ただこの文字列は、「いち・に・さん・し・ご・ろく・なな・はち・きゅう・じゅう」の最後の文字を並べたものである。そしてこの点を理解すれば、1ヶ月後でも1年後でもこの文字列を再現できるはずだ。

「単に覚える」のではなく、「理解して覚える」という意識を持てば暗記はかなりやりやすくなるだろう。まあこんなことは当たり前の話かもしれないが、少なくとも僕は学生時代にこのことに気づけなかったので、ちょっと後悔している部分はある。

そんなわけで、昔の思い出の話。

いいなと思ったら応援しよう!

長江貴士 サポートいただけると励みになります!