【映画】「28年後…」感想・レビュー・解説

面白かった、とはちょっと言い難いかなぁ。別につまらないわけではなかったけど。特に面白いというわけでもなかった感じ。

ちなみに、本作は『28日後…』『28週後……』に続く第3弾らしい。鑑賞する直前に、有人からそんな話を聞いて「へぇー」と思った。もちろん僕は、前2作は観ていない。しかし本作は別に、前作を観ていなくても全然観れると思う(もちろん、「なるほどそう繋がるのか!」みたいな部分があるなら、そういう面白さには気付けないのだけど)。で、個人的には、このタイトルの付け方はとてもいいなと思う。映画でも小説でもなんでも、安易に「2」「3」と数字でシリーズを表記する作品が多いと思うが、こういう「並べて見ればシリーズだと分かるし、単体で見ればシリーズ作ではない作品に見える」というタイトルの付け方は、個人的にはとても良いと思っている(ただやはり、前作に触れていなければ話が分からなくなるようなタイプの物語なら、「2」「3」とやる方がいいだろう)。

さて、この物語の世界では、「レイジウイルス」という「人間がゾンビ化するウイルス」が蔓延したようで、映画冒頭は28年前のパンデミック発生直後から始まる(もしかしたらだが、この映像は、映画『28日後…』の映像をそのまま使っているのかもしれない。知らんけど)。

で、28年後。欧州大陸はこのウイルスをどうにか駆逐したらしいが、イギリスだけが失敗したようである。そのためイギリスは「完全隔離」されている。イギリスに入国した者は、二度とイギリスから出られないようだ。

さてそんなイギリスで、なんとか生き延びている者たちがいる。広い大地のあちこちに生存者が点在しているようだが、本作の舞台はその内の1つ、ホリー島である。この島は、干潮時のみ本土と地続きになる細い道が出現する。そして普段は、潮の流れが大変早いため、泳いで海を渡ることは不可能だ。そういう特殊な環境だからこそ、多くの者が生き延び、今もどうにか人並みの生活を遅れているのである。

そんな島に住む父ジェイミーと息子スパイクは、金曜日なのに学校へは行かず、本土へと向かうことにしている。スパイクにとっては初めての本土だ。島にあるものだけでは生活が成り立たないので、燃料の薪や食料などを本土から手に入れる必要があるのだ。島には鉄の掟があり、「島を出ても戻っては来られるが、戻って来なくても探しにはいかない」である。長い年月の中で多くの犠牲が生まれた歴史を踏まえて生まれた鉄則である。そのため、本土に足を踏み入れた者は、どうにか自力で生き延びて島まで戻って来なければならない。

こうして弓矢を担いだジェイミーとスパイクは本土へと足を踏み入れる……。

どういう物語を期待していたということも特にはないのだけど、ただなんとなく、思ってるのと違ったなぁ、みたいな感覚になってしまった。いや、うーん、その表現もあんまりしっくりは来ないけど。

あんまり、ゾンビ映画とかバトルモノとかそういうのに興味がないので、「ゾンビと闘ってるシーン」は全般的に興味が湧かなかった。まあこれは、僕の問題だから別に良い。で、中盤以降の「スパイクの大冒険」は、なんというか、「この設定でそれやる必要ある?」みたいに感じられてしまった。具体案はもちろんないけど、もう少し違った方向性でも良かったんじゃないかなという気もする。いや、その「スパイクの大冒険」の物語自体は良かったと思うのだけど、この物語のなかなかデカい設定の中で、それを描いてて正解なの? みたいに感じてしまった。うーん、どうなんだろう。

というわけで、全然書くことが思いつかないなぁ。別に全然つまらないわけじゃないけど、特にこれと言って何かを感じるような映画ではなかった。シリーズで観ているとまた印象が変わるんだろうか。

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