【映画】「ライトハウス」感想・レビュー・解説
さて、ほぼ意味不明だったので、公式HPにある「徹底解析ページ」を読んだ。このページは、「本編ご鑑賞後にご覧ください」と書かれており、クリックしただけではすぐに遷移しないようになっている。僕もこの記事では、その「徹底解析ページ」に書かれていることには触れないことにしよう。
この映画は、実際に起こった事件をベースにしているようだ。そこに、様々なモチーフ(それらは「徹底解析ページ」に書かれていたことなので触れない)を重ね合わせて、幻想的な世界観を生み出している。
作品を読み解くのに事前知識を必要とする作品(映画に限らず小説でもなんでも)はあるが、僕は、「事前知識なしでその作品に触れても面白いと感じられる」なら、事前知識を前提とすることは問題ないと思う。事前知識を持たない状態で観ても面白く、さらにより深く作品を知るための知識を得て深堀りしていく、というのはいい。
ただ、「事前知識がないと作品を面白いと感じられない」とするなら、ちょっとなぁ、と感じる。
そして僕にとってこの映画は、ちょっと後者寄りだ。事前知識無しの作品単体の状態では、ちょっと僕には、何がどう良いのか分からなかった。
物語的な「解決」を求めているわけではないのだけど、それにしても、「その時その時で何が起こっているのか」を把握するのがなかなか難しい。おそらく、「実際に起こったこと」と「実際には起こらなかったこと(ネタバレになるので詳しくは書かないが、ある人物の嘘)」が入り混じっているのではないかと思う。その解釈が正しいのかもよく分からないけど。
登場”人物”はほぼ二人だけなのだが、”人物”ではない存在も出てきて(これもネタバレ回避のために具体的には触れない)、それもなんのこっちゃ分からない。いや、全然分からないわけじゃないんだけど、「で?」って感じ。
最初から最後まで「異様な雰囲気」は継続してて、その異様さは悪くない。あと、途中で気づいたけど、普通の映画と画面のサイズが違う(昔の映画のサイズだそうだ)。これも、「横方向の圧迫感」みたいなのがあって、「灯台という狭い空間にいる感」みたいなのは感じた。そういう、「視覚的に圧倒される感じ」は、最初から最後まで凄かった。嵐とか波とかカモメの大群とか。
ただ、うーん、よく分からなかった。
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