【映画】「ユニバーサル・ランゲージ」感想・レビュー・解説

前半かなり寝てしまい、物語の全体像は正直掴み取れていない。今日は、朝から「魔改造の夜」展へ行き、それからミュージアムタワー京橋のダムタイプの展示を見、それから「渋谷のトイレ×森山大道」をいくつか巡って、さらに映画館で映画を2本観るというかなりタイトなスケジュールだったので、身体が疲れていたのもある。ただ、物語がよく分からなかったというのもなくはない。

本作は全体で89分の映画らしいが、後半45分はちゃんと起きて見ていた。前半は、冒頭からしばらく(10分ぐらい)はちゃんと観たので、ウトウトしていたのは前半の35分ぐらいだろうか。まあそんなわけで、「寝ててちゃんと分かっていない部分もある人間の感想だ」という風に捉えておいてほしい。

まず、公式HPを読んで初めて知った設定なのだが、本作は「ペルシャ語とフランス語が公用語になったという設定の、カナダ・ウィニペグ」が舞台になっているのだそうだ。そんなの、映画を観てて理解できるんだろうか?「カナダが舞台」というのは、映画館に貼られていてデカいポスターに「カナダ映画として◯◯に選出」みたいに書かれていたのでまだ分からんではないのだが、「そんなカナダでペルシャ語とフランス語が公用語になった」っていう設定を伝えるのはなかなか難しかろう。確かに冒頭で、「騒ぐならフランス語で騒げ!」みたいに教師が怒ったり、後半である男性が少女に「フランス語が上手いね」みたいに話しかけていたし、あと字幕がペルシャ語(かどうかは分からなかったけど、なにか中東系の言語)だったからそういう要素もあるのは分かってたけど、にしてもである。

しかしそもそも、「なんでそんな設定にしたんだ?」って感じである。35分のウトウトがなければ、その辺りもちゃんと理解できる作りになっているのだろうか?

さてでは冒頭の展開を書いていこう。

冬休み明けらしい学校(たぶん小学校)の教室に遅れてやってきた教師が子どもたちを怒鳴る。休み明けだから成長しているかと思えば云々、のように。そして教師は、バスの故障で遅刻したのだそうで、「自分が悪くて遅刻したんじゃないぞ」と訴えていた。まあこの時点で、「変な教師だな」という感じである。

その後、そんな教師よりも遅れてやってきた生徒が教室に入ってくる。オミッドである。彼は父親からの手紙(恐らく遅刻せざるを得なかった理由が書かれているのだろう)を教師に渡し、席に着くのだが、その後教師から「この問題を解け」と言われ「無理です」と返していた。何故か。目が見えないからだ。弱視なのである。教師はこの点についても怒りを露わにする。お前の父親は私に、息子にメガネを買ってやると3度も約束したが、あれは嘘だったのか? と。オミッドは「嘘じゃない。七面鳥に盗られたんだ」と訴えるのだが、当然教師は嘘だと思う。で、「オミッドのメガネが見つかるまで授業は中止だ!」と言って全員を物置に立たせるのである。

なかなかイカれた教師なのである。

さて、そんな様子を見てきたクラスメートは、姉と共にある驚くべき発見をする。凍った湖に500リエル紙幣が埋まっているのを発見したのだ。これを取り出すことが出来れば、オミッドにメガネを買ってあげることが出来る。そこで2人は、どうにか氷から紙幣を取り出そうと街の大人に相談するのだが……。

というようなところまでは何となく理解した後、ウトウトしてしまって、ちゃんと目が覚めた時には、名前の分からないおじさん(たぶんマシュー)が実家に電話をしたら、誰だか分からない男が出て「是非会いたい」と言われている場面だった。この話はなかなか興味深い展開を見せ、さらにそれから、「オミッドのメガネ問題」もバタバタしている間にどうも解決したようで、それで物語はちゃんちゃんという感じで終わるという感じである。

ここまで書いて、Filmarksの感想をチラ見してみたのだけど、「ウェス・アンダーソン監督っぽい」みたいなコメントがあり、「なるほど、じゃあダメかも」と思ったりした。ウェス・アンダーソン監督の作品、何を観たのかさえ覚えていないけど、1作何か観て、「こりゃあ一体何が面白いんだ?」と感じたからだ。まあ、僕にはまったく合っていない作品なんだろう。残念。

ウトウトしててちゃんと観れていない部分があるから、全体を評価するのには適していないかもしれないけど、それでも、うーむ、なんともなぁ、という感じの作品だった。

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