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「邪魔な存在」にはなりたくない

誰かといる時は常に、「自分の存在が邪魔じゃなければいいな」と思っている。特に僕は最近、「必然的に初対面の人が多い場所」に積極的に参加するようにしているので、余計にそういう感覚が強い。初対面かどうかに限らず、「あなた邪魔ですよ」なんて面と向かって言ってくれる人はまずいないので、だから自力で頑張るしかない。

この「邪魔」というのは、「今自分がこの場における障壁になっている」みたいなことだけではなかったりする。むしろ、「今ここに自分がいなかったら、この場はもっと良いものになっていたんじゃないか?」みたいに感じられてしまうことが嫌なんだろうなと思う。もちろん、そんなことは誰にも断言できないはずだ。だから、そんなこと気にしたってしょうがないみたいな意見もあるだろう。でも、やっぱり気になっちゃうんだよなぁ。

だからだろう、僕は比較的「察する力」みたいなものが高まったと思う。割とどんな場でも僕は、「相手が理想とする状態」をなるべく見極めたいと考えている。「『今この場で』あるいは『今僕と』どんな風でありたいのか」みたいなことをなるべく想像するようにしているつもりだ。正直、集団(1対1を含む)において「僕自身がどうありたいか」みたいな理想はあまりなくて、だからかなり他人に合わせれてしまう。誰かと一緒にいる時の僕の希望は「相手が抱く理想状態が実現すること」であり、一応、僕が想像できる限りのその「理想状態」を目指して自分の振る舞いを定めているつもりだ。

だから僕はよく、「相手が喋りたそうなら僕は喋らないし、相手が聞きたそうなら僕は喋る」みたいなことを言っている。「集団における、誰も担わなそうな『スキマの役割』を積極的に埋める」みたいな意識をいつも持ってるのだ。だから、「真っ先に発言する」とか「全然本心ではない反対意見を言ってみる」とか「(他の人が質問しやすくなると思って)アホみたいな質問をする」というようなことを割と意識的にやっていたりする。

もちろん、想像の方向が間違っていたり、あるいは「『スキマの役割』や『相手の理想状態』の捉え方は正しかったが、自分の能力がその実現に足りてなかった」みたいなこともあったりするので、常に上手くいくわけじゃない。でも僕はなるべく、可能な範囲で「僕の存在がその場にいる人にとってのプラスになる」ことを願ってるし、その実現のために自分の振る舞いを選択しているつもりなのだ。

どうか僕の存在が邪魔じゃありませんように。

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