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人間には興味ないけど、人間にしか興味ない

昔からよくこんな風に言っていた。「人間には興味ないけど、人間にしか興味ない」。少し補足すると、こうなるだろうか。「(大体の)人間には興味ないけど、(あらゆるものの中で結局面白い)人間にしか興味ない」。

子どもの頃は特に、基本ベース「人間って面白くないなぁ」って思ってた気がする(昔のことはよく覚えてないが)。「喋ってる人たちが何で笑ってるのか」も分からなかったし、「この人と喋りたい!」ってなる人と出会える機会もなかった。「人間ってつまんね」って思ってた気がするし(僕が面白い人間だったかは脇に置くとして)、だからずっと勉強ばっかりしてたみたいなところもあるのかな。

さて、とはいえ、「じゃあ何かに興味が持てていたのか」というと、そんなこともなかった。本は昔から読んでいたけど、「学校での時間を埋めるため」みたいな目的もそこには加味されていたし、音楽とかマンガとかゲームとか食べることとか旅行とか、そういうことにも別に興味が持てたことはない。「面白いことないなー」とか思いながら、結局勉強をしていた(勉強は、割と面白かった)。生きてるの、ダルかったなー。

そして大人になって少しずつ、「うわっ、面白い奴いるやん!」ってなった。ホント、「助かったー」みたいな気持ちもあったと思う。面白いことが全然ない中で、「そうか、興味深い人間も中にはいるんだな」と思えたのは、「なんかまだ生きれそう」って気持ちになれた気がする。

そんなわけで、人間には興味ないけど、人間にしか興味ない。

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