「ルール」とか「暗黙の了解」とか凄く嫌い
昔からどうも、「ルール」というものが嫌いだった。個別の状況はちゃんと覚えていないが、学生時代はとにかく先生に反抗しまくってた記憶がある。「ルールだから」という理由で言動が制約されたりする状況がとにかく我慢ならなかったのだ。「先輩・後輩」みたいな関係とか、「入学式・卒業式」みたいな場など、「こういう時にはこうすべき」みたいなことが決まっている状況は好きになれなかった。だから今でも、「冠婚葬祭」みたいな場はなるべく避けたいと思っている。
ただ、一応社会の中で生きている身としては、その辺りのことにどうにか折り合いをつけないとなかなか難しくなってしまう。だから僕は基本的に、「こいつはデフォルトでルールを外れてくる奴だな」という印象を与えられるように振る舞っているつもりだ。「こういう時はこうした方がいいよね」的な様々なルール・暗黙の了解の中で、影響力が低いものほど「積極的に破る」ような意識を持っている。例えば「組織人」としてではなく「個人」としてビジネスメールを書くような場合には、かっちりした文章ではなく「!」「~」なども使いながら自分の方から崩していく。細かなことだが、日々の生活の中でこういう振る舞いを意識することで、関わる人間に「非常識寄りの人間なんだな」と思ってもらおうと考えているのだ(「非常識だ」とは思われないように工夫しているつもりである)。
それで、これは個人的な考え方だが、「ルール」というのは基本的に「なぜそのルールを守る必要があるのか?」という理由を正しく理解できていれば別に破っても構わないと思っている。例えば、「まったく人も車も通らない深夜の道路」であっても、ルール上は「赤信号であれば止まるべき」である。ただ、歩行者であれば特に、「周囲を目視して安全が確認できれば、別に渡っていいだろう」と僕は考えている。「赤信号で止まるべき」なのは「それによって安全を確保するため」であり、「安全が確保されている」という確信が持てれば別に赤信号で止まる必要などないだろう(もちろん、法的にアウトだということは理解している)。
逆に言えば、僕は「そのルールがどんな理由で存在しているのかをまったく考えもせず、ただ無条件にルールに従っているだけ」の人のことは好きになれないなと思う。別にこれは「ルールを破れよ」みたいない話ではないのだが、「ルールに固執すること」だけが正義だと考えて「臨機応変な判断・行動を取らない」というような人は全然正しくないように感じられてしまう。裁判などになれば「ルールを守らなかった側」が負けることは理解しているが、それはそれとして、社会においては「ルールを敢えて破る」方が正解な状況だって存在し得ると思う。
そもそも、刑法・民法や就業規則など「ちゃんと定められているもの」以外は、大体のルールは「誰かが恣意的に定めたストライクゾーン」でしかないと思っている。何らかの根拠を背景に勝手にストライクゾーンが設定され、「ゾーン内ならセーフ、外ならアウト」みたいな判定が勝手に行われている気がしているのだ。そんな判断に左右される必要などない。「そのルールは本当に守らなければならないものなのか?」という視点を持つことの方が大事だと思うし、そういう意識を持たずに唯々諾々とルールに従っているだけに見える人には嫌悪感を抱かされてしまう。
というわけでこれからも、「こいつは非常識寄りの人間だな」という印象を与えるために頑張ろうと思う。
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