【映画】「ブエノスアイレス 4Kレストア版」感想・レビュー・解説
うむー。なんともなんとも。ちょっと微妙だったなぁ。
ウォン・カーウァイの4Kレストア版を、スケジュールが合う限り観ようと決めたので、今回はとりあえず『ブエノスアイレス』。『恋する惑星』『天使の涙』は結構好きだったけど、『ブエノスアイレス』はちょっと好きになれなかったなぁ。
『恋する惑星』も『天使の涙』も共に、ストーリー云々以上に、全体の雰囲気が好きだった。なのでとにかく、「映画全体の雰囲気」が合わないとダメなんだろうなぁと思う。で、『ブエノスアイレス』は合わなかった。どう合わなかったのかは、自分でも上手く説明できないのだけど。
ただやっぱり、『恋する惑星』も『天使の涙』も共に、「訳分かんない魅力的な女性」が出てきたことが、僕にとっての「魅力」に繋がっていたということは間違いなくあると思います。で、『ブエノスアイレス』は、基本的に女性が出てきません。ウォン・カーウァイ作品らしく、映像も音楽もとても素敵でしたけど、「見ていてワクワクしてくるような女性」が出てこないことが、僕にとってはちょっとなぁという感じだった。ような気がする。
しかしやっぱり、映像の綺麗さとか、ショットの切り取り方とか、そういうのは絶妙だなぁと思う。映画の冒頭しばらくは白黒だったけど、白黒でも「空の綺麗さ」が伝わってくるし。何かで、「ウォン・カーウァイの映画は、どこを切り取ってもポストカードになる」って感想を書いている人がいたけど、確かになって思う。そこは相変わらず見事だなと思った。
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