子どもが「接種したい」理由
1月26日に「第29回 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会」が開催され、小児(5-11歳)に対する新型コロナワクチンの有効性や安全性について話し合われたようです。その資料の中で、特例承認に係る報告書にあった黒塗り部分が、黒塗りされずに公開されていました!
隠すほどの数ではなかった
前回の記事で、ファイザー社製ワクチンの5歳から11歳用に関する特例承認に係る報告について、黒塗りがあることを書きました。
同じ表が、「第29回 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会」の資料にありました。資料は、厚労省のサイトに公開されています。
ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会)> 第29回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 資料 1月26日 05【資料3】新型コロナワクチンの接種について
安全性に関する資料として、特例承認に係る報告書にあった表が使われています。PMDAの資料なら同じもののはずですが、なぜネット上で一般向けに公開されているものは、黒塗りなのでしょうか。

表を拡大。


有害事象の節足動物咬傷は5、発疹も5。副反応の頭痛も1で、極端に多いわけではありませんでした。何も問題がないなら、最初から公開すればよいはずです。ではなぜ、ここを黒塗りにしたのでしょうか? どのような理由があったのか、ますます気になります。
子どもと保護者へのアンケート調査
この資料には、子どもと保護者へのアンケート調査の結果もありました。

・ほかの人にうつしたくない
・ワクチンをしたらともだちともっと遊べるかもしれない
・恥ずかしいから
・ワクチンをうたないと、その事でいじめられそう
これらの理由で接種した方がよいと思っているなら、そう思わせてしまったのは大人の責任だと思います。
一方、保護者のアンケートからも、「感染させない」効果を期待しているように読み取れます。

接種を決めるときに必要な情報
同じ資料に、下記のデータも掲載されています。1月18日時点の情報です。


特例承認に係る報告書にも、子どもは発症や重症化の頻度が低いから、臨床試験を行うことが難しいと書かれています。国内での臨床試験も実施されていません。



テレビのニュース番組などで、やたらと「発症予防効果は90.7%」と言っていますが、「オミクロン株の出現以前の知見」だと書かれています。臨床試験はオミクロン株の登場前に実施されたことは、特例承認に係る報告書にも書かれています(前回の記事参照)。
コミナティ筋注を接種する人向けのパンフレットには、「感染を予防する効果は評価されていません」と書かれています。子ども用にも、接種したら「他の人にうつしません」「友だちともっと遊べるようになります」とは書かれていません。



・恥ずかしいから
・ワクチンをうたないと、その事でいじめられそう
これについては、どうすればよいのでしょうか。
大人の世界でもこれらのことは起きているので、子どもがそう感じているなら、大人の世界から変える必要があるのではないでしょうか。
最も重要な情報
そして、接種するかを決めるための最も重要な情報は、実際に接種した後にどのような症状が起きているかだと思います。けれども、上記の資料には臨床試験の結果や海外のデータしかありませんでした。
国内ですでに接種した10代の症例は、「副反応疑いの報告」として厚労省のサイトで公開されています。膨大な事例を全部見る時間はないという方も多いと思うので、重要と思われる症例を下記のマガジンにまとめてあります。命に関わる症例も重要ですが、接種前までは元気に学校へ通っていたのに、接種後に何ヶ月も学校に行けなくなった子がいることもぜひ知っていただきたいです。

症例報告を読んでいると、「これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります」という部分が、非常に重要だと感じます。医師たちも治し方がわからず、今も苦しんでいる子がいることに、テレビに出ている医師たちはなぜ触れないのでしょうか。

