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BA.5対応ワクチン、マウス8匹の実験データ!?

Twitterで「アメリカではオミクロン株BA.5対応ワクチンが子どもにも使用許可が出た。マウス8匹のデータしかないのに」というツイートを見ました。本当かどうか調べてみたら、CDCとFDAのサイトで、ファイザー製BA.5対応ワクチンのデータが書かれた資料が公開されていました。

アメリカでは5歳から11歳にもBA.5対応ワクチン

FDAは、10月12日に5歳から11歳の追加接種として、BA.5対応ワクチンの緊急使用許可を出しました。アメリカで使用許可がでれば、日本でも特例承認の一部が変更されて接種可能になるかもしれません。

https://www.fda.gov/media/162251/download


BA.1対応ワクチンと起源株の比較

CDCのサイトでは、9月1日に行われた会議の資料が公開されていました。

Pfizer/BioNTech COVID-19 Omicron-modified Bivalent vaccine candidate [19 pages]

スライドの一部を取り上げます。


https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/downloads/slides-2022-09-01/07-covid-swanson-508.pdf
https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/downloads/slides-2022-09-01/07-covid-swanson-508.pdf

スライドの説明が書かれていませんが、黒い注射は起源株で、青がオミクロン株のワクチンを表していると思います。
例:黒2青1は、起源株ワクチン2回接種後にオミクロン株ワクチンを追加接種

BA.5対応は、やはりまだ臨床試験中です。

追記:
10月13日付のリリースで、ヒトに投与して7日後のデータが出たと発表されました(下記参照)。


https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/downloads/slides-2022-09-01/07-covid-swanson-508.pdf

起源株ワクチンとBA.1対応ワクチンを比較した、副反応のデータです。BA.1対応は少数ですが、ヒトでのデータがあります。

注射部位の局所反応はそれほど違いがないようですが、Diarrhea(下痢)などの全身反応はBA.1の方が高くなっています。心筋炎などのデータは、書かれていません。

BA.5対応ワクチンはマウス8匹のデータ!?

BA.5対応についてはマウスのデータのみで、副反応に関するデータはこのスライドにはありません。

https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/downloads/slides-2022-09-01/07-covid-swanson-508.pdf


https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/downloads/slides-2022-09-01/07-covid-swanson-508.pdf


マウスの実験は、何匹ぐらいで行うのでしょうか。このスライドには何匹かは書かれていませんでしたが、FDAが公開している資料には書かれていました。こちらは、6月に公開された資料です。

Pfizer/BioNTech COVID-19 Omicron-Modified Vaccine Options


https://www.fda.gov/media/159496/download


https://www.fda.gov/media/159496/download

N=8 mice !!!


ツイートにあった「8匹」というのは、この資料からの情報でしょう。

このデータだけで申請されたかはわかりませんが、FDAは堂々とこのデータを公開しています。たった8匹のデータなのに。

人の体内に入れるものなのに、こんなデータで判断してよいなんてビックリです。