【比布町公認コラボ連載・裏話 ⑥】奇妙な縁
物語の作成もいよいよ仕上げに向かう中、これまでの記憶を整理していた時のことです。
ふと、頭の中に何か引っかかる点がありました。
私の恩師であり、本当にお世話になった大先輩。
家まで車で送ってもらったり、夜通し飲みに連れて行っていただいたり、時にはくだらないことで熱く議論したり……。
そんな大先輩の結婚式に招待された時のことを思い出しました。
式では、弟さんが「札幌交響楽団」の奏者として、素晴らしい演奏を披露してくれたのです。
「身内にプロがいるなんて凄いですね」と、当時そんな会話をした記憶が蘇りました。
比布町の過去の記録で見つけた、あの東京都交響楽団の奏者の方。
そして、私の恩師の苗字。
……一緒だ。

居ても立ってもいられず、思い切って町長に聞いてみました。
返ってきたのは、確信に満ちたお返事でした。
「(大先輩は)多分、彼の兄ですね」
やはり!
かつて札幌交響楽団に在籍し、現在は東京都交響楽団で活躍されているその方は、私の恩師のご弟坊だったのです。
町長からも「全部たまたまですが、不思議な縁を感じます」とのお言葉をいただきました。
SNSでの出会い、比布町での物語、そして私の恩師。
バラバラだった点と点が、比布町という場所で一つに繋がった瞬間でした。
本当に素敵な縁と出会いに、ただただ驚くばかりです。
次回、
「感謝を込めて」に続きます。
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