見出し画像

【別冊】GWと文学フリマーー流行らせよう!気の良い土地で気の良い出来事を。

みなさま、GWはいかがお過ごしだったでしょうか。私はこーへは4月の最終日には早々に東京を脱出し、京都へ。さらに奈良ではタコス、滋賀ではピザを食べつつ、KYOTOGRAPHIE奈良国立博物館の展示を観てきました。運良く今月号のBRUTUSが『会いたい国宝』特集で知ったんだけど、日本の国宝の数って1,149件なんだって。奈良に行ったとき1日で20個ぐらい観てきたよ。奈良恐るべし。そんな感じで、歴史も土地も縦横無尽に行き来できる。「近代において人間は基本的に自由」を満喫してきました。

その一方で、人が滞留する東京の中でも、特に人が密集するビッグサイトでは、キムラは文学フリマ42へ行ってきたようです。公式声明によれば、「出店者5,619人と一般来場者13,070人を集め、総勢18,689人で過去最高を記録した」とのこと。文フリは入場料の導入やビッグサイトへの移転を経ながらも、なお過去最高を更新し続けています。今回は主に、文フリの現状と未来について語りながら、それぞれのGWの思い出を織り込むように会話が進んでいきます。

文学フリマ東京42 – 2026/5/4(月祝)

https://bunfree.net/event/tokyo42/

URLを埋め込んでも画像が表示されない

ん?!?!……このポストを発端に、というだけではモチロンないですが、今回の文フリをめぐっては様々な総括や感想が飛び交っていました。もちろん、たった2つのポストで語り尽くせる話ではありませんので、今回はそのあたりについて、より詳しく、がっつり、きっちり語りました。

今回の音声では、こんな話をしています。

・GWの過ごし方。連休中に混んでいる場所へ行くと、やっぱり“気”が悪い!……では、文フリは? 東京ビッグサイトは? てか、あれからもう1週間ぐらい経ったけど、文フリで買ったZINE、どれぐらい読みましたか? 積読してませんか? 批評ブースの状況、そして文フリ全体を覆う、三宅香帆的な磁場。「話すように書き、書くように話す」というモードについて。

・文フリというインターネットの人がそこにいて、インターネットの人と実際に会って話せる場。そのことの良し悪しについて。さらに、ZINEというメディアの発刊頻度と、YouTube毎日投稿時代の消費スピードは、根本的に相性が悪い。 そんな状況の中で、それでも文脈を編み、積み上げていくためにはどうすればいいのか。

・Maison Margiela展が九段ハウスで行われていたように、出来事は土地の歴史性と接続することで、単なるイベントではなくムーブメントとなり、文脈が生まれていく。ただ、乃木坂の表慶館や九段ハウスは場所の力が強すぎて、展示自体が空間の文脈に負けてもいた。だからこそ、これから必要なのは、 「気が良く」、歴史は流れているけれど、まだ決定的な出来事が発生していない土地を見つけ、そこに文化を興すことではないか。そう考えると、最近のモデルケースは家系や二郎系ラーメンになるのかもしれない。家系総本山吉村家が横浜にあり、ラーメン二郎本店が慶應大学のある三田に存在していることの意味。

流行りがいかにして土地や歴史と結びつき、文化や伝統へと変わり、その結果として数世紀ものあいだ残っていくのか、全体としてはそんな話をしています。

【別冊】GWと文学フリマーー流行らせよう!気の良い土地で気の良い出来事を。(80分)

ここから先は

0字 / 1音声
この記事のみ ¥ 300
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

ポッドキャスト本編収録後の振り返り、本編では話せなかったさらなる深掘りなどを追加で収録した【感想戦】…

過剰接続プラン

¥500 / 月

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?