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歌詞が好きな曲 3選

昔から漫画家さんってすごいなぁと思っている。絵が描けて、物語が作れて、コマ割りや背景なんかで物語の演出も出来て。売れたらアシスタントが手伝ってくれるのだろうけど、それまでは1人で全部やるのだ。すごい才能だなと思う。

それと同じくらいすごいと思っているのが、シンガーソングライターな方や、バンドのフロントマンでボーカルをやりながら演奏もして、作詞作曲までしちゃう人たち。売れているバンドのフロントマンは結構な確率でそうだし、それでいてルックスまで良かったりする。なんかもう、ズルい。ズルい男。古いか。

それだけでもすごいのだが、中でも作詞能力が高いアーティストには驚愕させられる。感動して、涙を流すこともある。詞先の場合もあるようだけど、多くは後からメロディに乗せるから、使える言葉はかなり制限される。なのに、「なんでこんな歌詞かける!?」と驚き、心を打たれるのだ。

個人的に突出してすごいと感じるのは、桜井和寿、藤原基央、野田裕次郎の3人。言葉の選び方が異次元レベル。勿論他にも素敵な歌詞を書く方はたくさんいるし、「この曲の歌詞すごい好きだわ」みたいにピンポイントで大好きな曲も多くある。

前置きが長くなりましたが…、今回は歌詞が好きな曲を3曲ご紹介します。勿論楽曲自体も素晴らしいので、曲と共に是非♪

1.斉藤和義/おつかれさまの国

斉藤さんの曲の中でも、セールス的にはそれほどでも無い曲です。「おつかれさま」という、他者を労う言葉にスポットを当てた素敵な歌詞。
冒頭Aメロの“そのひとの疲れに「お」を付けて「さま」まで付けて”という表現が大好きで、日常何気無しに遣っている「お疲れ様」という言葉が、とても素敵な言葉であることに気付かされます。サビ終わりの“ありがとう 大丈夫です おつかれさまです”とか、歌詞とは思えない感謝と労いの言葉の羅列。斉藤さんの力の抜けた歌声も相まって、心に優しく響く大好きな曲です。栄養ドリンクのタイアップというのも、よく似合ってたなぁ。知名度が見合わない名曲だと思う。

2.高橋優/福笑い

こちらはヒットした曲なので、ご存知の方も多いかと思います。モジャモジャの髪の毛に眼鏡の特徴的なルックスで、ハスキーな声で真っ直ぐなメッセージソングを歌う男。それが高橋優さんです。どの曲も感情がそのまま伝わって来る、素晴らしい歌詞ばかり。

1サビの“きっとこの世界の共通言語は 英語じゃなくて笑顔だと思う”という、めちゃくちゃクサいけど素敵な言葉。そして私が一番好きなのは、2サビの“誰かの笑顔につられるように こっちまで笑顔がうつる魔法のように 理屈ではないところで僕ら 通じ合える力を持ってるハズ”という歌詞。真理だなぁと思う。この素敵な歌詞を、あの声で、全力で歌うのだから、それはもう響かないわけがないですね。ロシアにも届いてほしい歌だな。

3.Mr.Children/HERO

言わずと知れた、ミスチルの名曲の一つです。桜井さんは名曲製造マシンであると共に、名作詞サイボーグでもあります。なのでミスチルと言ったらコレでしょ!が当たり前のように人によって分かれますが、こと歌詞と言ったら、私はHERO一択です。


歌い出しの“例えば誰か一人の命と 引き換えに世界を救えるとして 僕は誰かが名乗り出るのを 待っているだけの男だ”を聴いて、まず「うわっ」てなります。心を八つ裂きにされるぐらい、身も蓋もない事実。お前らはアルマゲドンのブルース・ウィリスにはなれねーだろ?と言わんばかりの真実。それが俺の現実、Hey Yo!!…失礼。この冒頭の歌詞と1サビに出て来るこの曲の肝である“でもヒーローになりたい ただ一人君にとっての”というmaxとminimumの対比が秀逸。世界は救えないけど、君だけのヒーローになりたいということを、これほど見事に表現出来る人って本当に稀有な存在だと思う。あと、この歌詞って微妙に曖昧さを残しているから、「君」をどう設定するかで見える世界観が変わったりもします。そこも含めて素晴らしい歌詞だなと、感動させられるのです。MVも良き。

今回は以上の3曲です。どうです?良かったでしょう?気が向いたらまた歌詞記事書くかもです。ではまた。

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