春は曙,W杯ブラジル戦
肌寒い。
肩がひんやりしている。
タンクトップで窓を開けっぱなしにしたまま寝てしまったからだ。
寝ようとしていた時はまだ暑かったから。
夜風は気持ちが幾分いいから。
タンクトップはよくても,窓は閉めたらよかったと後悔する。
もう3日くらい同じことを繰り返している。
どうしようかなあ,もう一回寝ようかなあ。
いつもなら迷いなく寝るところ,今日はそうするか迷う理由がある。
6月30日。
暁も暁 午前2時開始。
FIFA W杯 ラウンド32 ブラジル戦
ライブで見ようか迷ったけれど熟考の結果,
身体がそれほど強くないそれがしであるので
しっかり寝て,情報を遮断して
朝真っ先にパソコンに向かおうと決めていたのだ。
擬似ライブ観戦作戦なるものをしようと心に決めて,今日を迎えていたのである。
今,何時なんだろうなあ。試合は終わったのか,それとも途中なのかな。時計は見たら気になってしまうから見るのはやめよう。
そんなこんなを考えていて,少々耽っていたところ,
僕は一瞬にして現実に引き戻された。
フォーーー!!バモーー!!
深い黒に包まれていた窓の外から
大きな大きな声援が
静寂を切り裂いて耳の中へ飛び込んできた。
少し恐れてはいた。
どこかの誰か,日本代表を応援する同志の歓声が,
聞こえてしまったのである。
事態を理解しようとする。
心臓が高鳴り,時計を見る。
時刻は2時半過ぎ。
え?ブラジルから点とった?
さっきまでの眠気がまるで嘘だったかのように目がぱっちりと開く。
もう,無理だった。
今,試合を見る以外選択肢はなかった。
人間とはこういう存在である。
昨日,決めつけたことを
平気で守らない,守れない存在。
ただそれがまた人間らしさというやつで,憎めない。
試合。
負けてしまったけど,
先制をし,王国ブラジルに食い下がり,何度も見せ場を作り
たくさんの鳥肌と感動を与えてくれた
サッカー日本代表,その関係者,そしてサッカーという競技に
感謝したい。
今日は朝から忙しかった。
葛藤の連続。
そんで,初めからわかってた。
ライブで見たら今日の授業中,眠くなること。
その眠気を飛ばすため,
新鮮な記憶がどこかへ行ってしまう前に記憶を記録として文字に残すため,
授業の合間の時間をこのブログにあてた。
眠い眠い授業だったし,あまり集中できなかったけど,
授業は毎週ある。
ワールドカップは4年に1回しかやってこない。
そう自分を納得させる。
部屋では一人だったけど,
きっとあの瞬間
日本に限らず世界中のいろんな人と特別な時間を共有できたのだと思う。
サッカーの力,スポーツの力は偉大だ。
そうだ,ワールドカップは平和の祭典なんだっけ。
あ,いやそれはオリンピック。
読んでくれて
~Arigato~
