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雑記:落選! 音喜多駿

 やや落ち着いてきた頃合いなので参議院選挙のことを振り返ってみよう。私が推していた音喜多駿氏は見事に落選してしまった。(当選7枠で8位、惜しい!)

 今回の音喜多氏のメインテーマは「社会保険料の引き下げ」であり、氏の所属する維新の会のテーマでもある。私は音喜多氏の「社会保険料引き下げを実現する会」のメンバーでもあるので、当然ながら社会保険料イシューにも関心がある。

 ……あるが、どちらかと言えば、私は表現の自由に関する強力なプレイヤーとして音喜多氏を応援していた。上記ポストの通り、氏の表現の自由に関する見識は見事なものであるし、AV新法改正に向けて動いてくれた数少ない政治家の一人でもある。

 私が比例で票を投じた山田太郎氏は無事に当選したのだが、与党の山田氏、野党の音喜多氏が両方面から表現の自由を引っ張っていってくれることがベストだったので、それが叶わなかったのは残念ではある。

 それで今から書こうとしている内容は、端的には「選挙は気力と体力勝負」という話だ。私は今回、初めてボランティアとして音喜多氏を手伝ったのだが、率直な感想としては、

「音喜多氏の体力、どうなっとんねん」

 である……。

 私が手伝ったのは、演説中に数時間程度、音喜多氏の周りでビラを配ったのと、後は(手伝いと言っていいのか分からないが)演説中の現場に向かって聴衆として囃し立てたのがニ回。それだけだ。計三回。それ以外は予定が全然合わなかった。

 だが、たったこれでもだいぶ疲れた。とにかく暑い。暑すぎる。周りでビラを配ってるだけでも汗だくになるし、通行人への声掛けもすぐにヘトヘトになる。しかし、私はほんの数時間だけなのに、音喜多氏はこれを朝から晩までマイクで喋り続けて、それを連日行っているのだ。

 やれる気がしねえ……。私にはムリ……。

 そして夜にはネット選挙だ。ネット番組に出演したり、生放送をしたり……。さらには、

 ショートドラマが炎上したら、それを受けて、急遽、ショートドラマを撮影して公開している。エッ、一体……いつ……寝てるの……??


(上:ただでさえ体力勝負なのに、さらに自分に追い打ちをかけるかの如き謎企画。企画の成功うんぬんより熱中症で倒れないか心配で仕方なかった。ドMなんだろうか……??)

 この調子で怒涛の二週間である。それも高い確率で当選できるなら踏ん張りもできるだろうが、音喜多氏の下馬評は当初よりなかなか厳しく(その割には次点まで追い上げたのですごいのだ)、「やっても無駄かもしれない」戦いに二週間全力投球する精神力は、もうその時点で信じがたいものがある。

 主張も「高齢者に負担をお願いする」という、「それ、言えば言うほど票減らんか?」と思わざるを得ない攻めた内容だ。それに選挙は資金の持ち出しもバカにならんらしく、今回の一戦で貯金が500万減ったらしい。

 政治家……リスキーすぎるだろ……。

 政党からの援助があっても500万貯金が消える上に、勝てるかどうかも分からない戦いに、多くの人を巻き込みながら2週間全力投球して、落選したらそれまで。首尾よく当選して政治家になっても周りからはバカアホカスと好き勝手に罵られ、公人なので耐え忍ばざるを得ない。

 いやぁ、政治家やろうとする人、みんなすごいですわ。リスクとリターンがまるで釣り合わねえ。出馬しただけで、みんな偉いっすわ……。

 そう考えると、ある程度、思いを同じくする人が出馬してくれて、それを応援するだけで良い立場のわれわれは、なんというか……非常に幸運である……。選挙期間中は私も仕事と育児で忙殺されており、本当にわずかしか手伝えなかったのだが、僅かでも手伝えて良かったと思っている。

 前に、都議の方のポスティングを手伝った時にも思ったが、たぶん、ボランティアで選挙のお手伝いをすることは、実際の広報効果以上に、政治家の方々の気力という点で重要なのだと思う。演説しても誰も集まってくれない、誰も手伝ってくれない、そんな状況で頑張り続けるのは相当に厳しいはずだ。推しの政治家がいる方は、少しでもお手伝いをした方が良いのではないだろうか。

 *

主張も「高齢者に負担をお願いする」という、「それ、言えば言うほど票減らんか?」と思わざるを得ない攻めた内容な上に

 なお、この点について少しだけ追記しておく。

 今回の音喜多氏の社会保険料改革には「高齢者の病院窓口負担3割をお願いする(現在は1割)」という内容が含まれている。選挙の前に自民党がバラマキをするのに対し全く真逆の手法である。当然ながら「社会保険料引き下げを実現する回」でも、「これ……高齢者の票、ムリだろ……」という話が出た。

 そこで私は、なんとかして高齢者の3割負担が回り回って高齢者自身の利得にもなるようなロジックが構築できないかと、年金のマクロ経済スライドなどを持ち出して考えたりもしたのだが……まあ、しかし、詭弁臭え話である。結局のところ、ド直球に「現役世代を助けて下さい!」とお願いをする方向になったようだ。

 それが正しいと思う。実際のところ、当選しなかったのでなんとも言えないのだが、ちゃんとお願いをすればちゃんと分かってくれる高齢者の方もそれなりにいたようだし、まあ、ド直球に行くのが正解……というか、それが一番潔いのは間違いないと思う。私のような人間はすぐに小手先のテクを弄しようとするのでダメだ。

 ちなみに、社会保険料に関する私の立場は以下のような感じ。

 必要な議論だとは思うが、極めてタフな議論になるとも感じている。音喜多氏が今回当選したからといって、社会保険料の問題が一気に解決するとかは全く思ってなくて、それこそ牛の歩みのようなのんびりとしたスピードでしか変化しないと思っている。

 ただ、どんなに鈍くても一刻も早く議論を開始した方が良いイシューではある。今すぐ始めても手遅れな気がするくらいだが、今回の落選でさらにスピードダウンすることになったのが痛い。この時間的ロスが後に大きな影響を与えなければよいが……と願っている。

 *

 以下は、やや書きづらい内容なので支援者限定とする。正直な気持ちを言うと、今回の落選はぶっちゃけ、

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