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ルネ・ラリック展

私がラリックという存在を初めて知ったのは高校生の頃でした

当時は世の中が「バブル」と呼ばれていた頃で
地方の高校生だった私でも
それなりにその空気を感じながら過ごしていた気がします

ラリックを知るきっかけになったのは
当時の香水ブームでした

最初に憧れたのは
オードリー・ヘップバーンをイメージして作られたと言われる
ジバンシーのL'Interdit(ランテルディ)

そこから
Eau de Givenchy に夢中になり
少しずつ「香り」だけではなく
香水瓶そのものの美しさにも惹かれていったのです

そして その流れの中で
「ラリック」という存在を知りました

当時は
バカラのクリスタルもとても人気がありましたが

私が惹かれたのは
もっとアール・ヌーヴォー的で
どこか繊細な美しさを持つラリックの世界でした

ただ豪華でキラキラしているだけではなく

花や曲線を思わせる柔らかな装飾や
少し曇りガラスのような質感

そんな「静かな華やかさ」に
当時の私は強く憧れていたのだと思います


前書きだけで一本記事になりそうですが
本題はここからです

先月
LOVE PSYCHEDELICO のライブに行った後から
体調を崩してしまい

ようやく少し落ち着いてきた頃を見計らって
足を運んできました

ルネ・ラリック展

館内の作品は基本的に撮影OK

平日の昼間だったこと
しかも地方開催ということもあって
人もまばらで

とても静かな空気の中
ゆっくりと鑑賞することができました

その中でも
特に心惹かれた作品を
いくつかここに残しておこうと思います

国立工芸館
ルネ・ラリックの世界へようこそ
「ガーランド文脚付杯」「草花文月光色ガラスデカンタ」

これはラリックではなく
エミール・ガレの作品

私は
薄いガラスや透明感のある繊細な雰囲気のものに
惹かれる傾向があるみたいです


ここからは
ラリックの作品をいくつかご紹介します

花瓶 ダリア

今回の展示の中で
いちばん好きだったかもしれません

どこか北欧テイストのような雰囲気もあって
とても可愛らしかったです

立像 小首を傾ける女

このレリーフ?は
息を呑むほど美しい光を纏っていました

花瓶 野ウサギ

こちらの壺は ウサギが駆ける姿が印象的で
どこかボタニカルな空気感もあり
とても好みでした


ルネ・ラリックは
フランスのシャンパーニュ地方で生まれ育ち
幼少期を豊かな自然の中で過ごした経験から
草花や昆虫
そして動物をモチーフにした作品を得意としていたそうです

16歳でパリのジュエリー工房に弟子入りし
そこで その才能を開花させていったのだとか

その後
アール・ヌーヴォー全盛期の中で
ラリックの煌びやかな装飾品は大きな人気を集めます

けれど時代は
アール・ヌーヴォーからアール・デコへ

流行や価値観が変わるにつれ
それまでの装飾性は次第に求められなくなっていきました

しかし1925年のパリ万博

会場に設置された
ラリックのガラス噴水が大きな話題となり

それがラリックにとって
大きなターニングポイントになったと言われています

立像 泉の精 タリア

時代をまたぎながら活躍した
ルネ・ラリック

そして現代になって再び注目を集めたのが
ラリックの香水瓶でした

アール・ヌーヴォーでも
アール・デコでも

美しいものは
時代が変わっても
やはり美しいままなのだと感じさせてくれる

そんな作品ばかりでした

そして最後は
我が家のラリックで締めくくりたいと思います

トレー&
20代の頃に買った カボションリング

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