「キンちゃん理論 vs ジャイアン理論 〜覇権国は飴と石ころを持っている」
昨日からニュースを賑わせている「トランプ関税」。
合意文書がないというおまけ付きw
クレジットカードの明細だって残る時代に、関税の約束が“口約束”って。
対米投資の件もあるので“ない方が良かった”との見解もありますが…(そんな上手くいくかな)
小学生の「明日ボール持ってきてやるよ」レベルの信頼性にみえます。
ジャイアン交渉術、国際政治編
なんかこの交渉スタイル、既視感ありますよね。
あれです「俺のものは俺のもの。お前のものも俺のもの」のジャイアン。
ただし、ドラえもんのジャイアンは人情味あふれる商店街の番長タイプ。ホントは心根の優しいやつ。
国際政治版ジャイアンは、情の部分を90%OFFしてきます。
残ったのは“力”と“俺様ルール”だけ。
もうここまで来ると、キンドルバーガー理論をジャイアン解釈しちゃってます。
キンドルバーガー理論とは?
本来、覇権国は国際秩序という「公共財」を提供する役割があります。
安全保障、貿易の安定、通貨の信頼性——これらを世界に配るのが王道。
例えば、街の治安を守り、誰でも無料で公園を使えるようにする町内会長です。
でもジャイアン解釈になるとこうです
【教科書型覇権国】
「みんなのために秩序を守る。その代わり、少し見返りももらうよ」
【ジャイアン型覇権国】
「俺が秩序。見返りは前払い。公園の使用料はおまえん家の冷蔵庫とおもちゃな」
世界恐慌の際、英国が国力を失い、しぶしぶ米国が覇権を握ってから長い時間をかけて世界の秩序を守って下さったはずですが…何か選挙中から覇権国としての責任を放棄してるように見えましたよ?パフォーマンスかなぁとかも思ってましたけど。
今日は“飴”の日
そんなジャイアンが、珍しく飴をくれました。
8日の東京株式市場では、日本政府が「米国が関税措置をめぐって大統領令を適時修正する」と説明。
投資家の間で「先の日米合意がちゃんと反映される」という安心感が広がり、
自動車など輸出関連株が買われました。
日経平均は一時900円超の上昇
市場はまさに“飴の日”でした。
でも、油断はアレです。
ジャイアンのもう片方のポケットには、まだ石ころが入っています。
いつ飛んでくるかは、ジャイアンの気分と交渉次第です。
まぁ市場なんて、“出尽くし”“織り込み済み”って便利な言葉もありますしねw
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250808/k10014888511000.html
日本の立ち位置
日本は安全保障も経済も米国依存度が高く、米国の“傘の下”で暮らしてきました。
欧州は独立志向を見せつつもNATOや経済でつながり、ロシア・中国は非傘下を選んだ分、衝突リスクを抱えています。
つまり現代の国際政治は、「傘の下か外か」という選択がほぼすべて。
傘の色やデザインは選べないのが難点ですがw
米国は本来、多様性と自由を掲げた国であり、リベラルな価値観も根強くあります。
けれど、ジャイアン解釈が加速すると、国際秩序は公共財ではなくサブスク制になってしまうかもしれません。
しかも解約できないタイプのやつです…
「ド。ドラえもぉぉん〜😭」状態
さて覇権国さんと私たちどうなりますかね💭?
次回は☂️「ジャイアンの傘の下で、どうやって自分の稼ぎ口を作るか」みたいな話も書いてみようかな🫥?
