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【渋谷区議会】スポーツ施設や会議室など、多くの区有施設使用料値上げにつながる条例案について


新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。国民民主党所属・渋谷区議会議員のくわずるゆき子です。

本年も、区民の皆さまがより暮らしやすい渋谷区を目指し、全力で取り組んでまいります。今回は、令和6年度第4回定例会で審議された議案の中から、特に賛否が分かれた重要な議案についてわかりやすくご紹介いたします。
(この写真では左から2番目が私です.本日から以下の写真が目印の区議会だよりが各家庭に配布されています。)

渋谷区議会だより新年号の写真より

議案の多さに驚き?わかりやすく解説します

令和6年12月23日発行の渋谷区議会だより 第310号の2ページには、定例会で扱われた議案が掲載されています。しかし、数が多く非常に見づらい内容です。

そこで今回は、私の視点から特に区民生活に大きな影響を与える議案である、区有施設使用料値上げにつながる条例案について、その背景や理由を詳しくお伝えします。

スポーツ施設や会議室など、多くの区有施設使用料値上げにつながる条例案について

私の所属する「立憲・国民渋谷議員団」は、この条例案は「反対」の立場を取りました。この記事では、なぜ私たちがこの条例案に反対したのか、その理由をわかりやすくお伝えしていきたく思います。

条例に反対した人はこちら↓

条例に賛成した人はこちら↓

今回、スポーツ施設や会議室など、多くの区有施設使用料値上げにつながる条例案が提案されました。

複数の条例になりますが、私たちはこの条例案に「反対」しました。

条例改定の内容:どんな施設が「値上げ」等の影響を受けるのか?

今回、使用料が見直される施設は次のような区内の主要施設です

  • スポーツ施設(プール、ジムなど)

  • 地域交流センター(会議室など)

  • 渋谷区文化総合センター大和田(ホールなど)

  • 重要文化財 旧朝倉家住宅(入館料など)

  • 渋谷公会堂

これらの施設の使用料が、最大1.5倍に引き上げられる条例案が提案されました。

具体例として、プールの使用料は、現在:2時間 400円 → 改定後:2時間 600円(1.5倍)となります。一部、夜間利用などで値下げになる施設もありましたが、今回の改定では全体の多くは値上げが占めていました。

具体的には、以下の条例が提案されました。
シブヤインクルーシブセンター条例の一部を改正する条例
渋谷区区民会館条例の一部を改正する条例
渋谷区地域交流センター条例の一部を改正する条例
渋谷区代々木八幡区民施設条例の一部を改正する条例
渋谷区笹塚駅前区民施設条例の一部を改正する条例
渋谷区リフレッシュ氷川条例の一部を改正する条例
渋谷公会堂条例の一部を改正する条例
渋谷区文化総合センター大和田条例の一部を改正する条例
重要文化財旧朝倉家住宅管理条例の一部を改正する条例
渋谷区スポーツ施設条例の一部を改正する条例
渋谷区立社会教育館条例の一部を改正する条例
渋谷区シニア・いきいきコミュニティ条例の一部を改正する条例

どんな基準で値上げが決まったのか?

2024年10月に策定された「施設使用料算定基準」に基づき、この改定案が出されました。しかし、この基準の策定には以下の問題がありました

  1. 区民や施設管理事業者への十分な意見聴取が行われなかったこと

  2. 基準策定からわずか2か月で改定案が提出されたこと

  3. 区民の生活を直撃する物価高騰のタイミングでの値上げなこと

10月に新しい基準が策定されて、わずか2か月でその基準での値上げを決めて来年の夏などの一定の周知期間を設けたのち、値上げが実行されます。
区民目線ではちょっと驚き?大ショックですよね。

具体的な値上げ内容:どのくらい負担が増えるのか?

値上げの例を挙げますと、表をご覧ください。

  • プール使用料
    現在:2時間 400円 改定後:2時間 600円
    1.5倍の値上げとなります。

  • 夜間などで値下げの施設もありましたが、本条例改正では値下げよりも値上げが大多数をしめています。これにより、利用者にとっては大きな負担増となります。

なぜ私たちは、反対したのか?

1. 区民の声を十分に聞いていない

料金改定案が決まるまで、区民や施設管理事業者への意見聴取がほとんど行われていませんでした。他自治体では「パブリックコメント」を通じて市民の意見を募る例もありますが、渋谷区ではこうした丁寧なプロセスが不足していました。

2. タイミングの悪さ

現在、物価高騰の影響で多くの区民が生活に厳しさを感じています。また、実質賃金が上がらない中での値上げは、区民生活にさらなる負担を強いるものです。こうした状況での改定は時期尚早だと考えます。

3. 財政的余裕がある区の現状

渋谷区は現在、1585億円もの基金を積み増しており、十分な財政的余裕があります。今回の改定で得られる年間約2680万円の増収額は、区全体の財政規模から見るとごくわずかです。この金額のために、区民に大きな負担を求める必要はないと判断しました。

私たちは、適正な使用料の検討を引き続き進めることは賛成できますが、今回の改定案は区民に寄り添った内容・進め方とはとても言えないため、反対いたしましたが、反対した議員は少なかったため本条例案は「可決」されました。

条例案は可決されましたが、これからが重要です

今回の条例案は残念ながら可決されました。しかし、この結果を通じて、多くの区民の方に議会で何が話し合われているのか、どのように決定が行われているのかを知っていただくきっかけになればと思います。

また、この件を通じて、「選挙」の重要性や、「議員を選ぶ」ということが皆さまの生活に直結していることも改めて考える機会となれば幸いです。

さらに、次回の記事では、渋谷区議会で議論された「議員のハワイ視察」についてご紹介します。この議案では、議員が税金を使ってハワイに視察へ行くことが提案され、私は「反対」の立場を取りました。しかしながら、賛成する議員が多数を占めたため、議案は可決され、複数の議員がハワイへ視察に行くことが決定しました


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