訃報を受けてから通夜までの数時間で、香典をどう準備したか ― 金額相場とマナー


1. 読者がいま困っている場面の描写

スマホに着信があって、電話に出ると「〇〇さんが亡くなりました」という知らせ。通夜が今晩、あるいは明日。急いで喪服を用意して、次に頭をよぎるのが「香典、いくら包めばいいんだっけ」ということです。

親族なのか、会社の同僚なのか、取引先なのか。関係性によって金額の相場は変わると聞いたことはあるけれど、具体的にいくらなのか自信を持って言えない。不祝儀袋(香典を包む袋のことです)も、コンビニで買っていいのか、水引の色は何を選べばいいのか、表書きは「御霊前」なのか「御仏前」なのか。調べれば断片的な情報は出てくるものの、自分の状況に当てはめるとどれが正解か分からなくなります。

しかも時間がありません。通夜までに準備しなければならず、じっくり調べている余裕もないまま、見切り発車で袋を買いに走ることになる。私自身、初めて一人で香典を用意したときは、コンビニのレジ前で「これで合っているのか」と不安なまま袋を選びました。

このnoteは、実際に自分が何度か香典を準備した経験をもとに、関係性別の金額の目安、袋の選び方、書き方、渡し方までを一通りまとめたものです。


2. このnoteが向いていない人

先に、向いていない人を書いておきます。

  • 特定の宗教(キリスト教、神道など)の作法を詳しく知りたい人(このnoteは主に仏式を前提にしています)

  • すでに会社や地域の慣習を熟知していて、その通りに準備すれば済む人

  • 喪主側として、香典の受け取り方や香典返しについて知りたい人(このnoteは渡す側の視点でまとめています)

  • 海外在住、または海外での葬儀に参列予定の人

このあたりに当てはまる場合、期待した内容と少しずれるかもしれません。


3. 全体の流れを3ステップで俯瞰

細かい内容の前に、全体像だけ先に書いておきます。

  1. 金額を決める:自分と故人の関係性、自分の年齢や立場から相場を把握する

  2. 袋を用意して書く:不祝儀袋を選び、表書きと名前を書き、お札を入れる

  3. 渡す:通夜または告別式の受付で、適切な言葉を添えて渡す

このうち、多くの人が一番迷うのは1番目の金額です。ここから先は、この3ステップをそれぞれ実物ベースで解説していきます。

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