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今後しばらくデジタルデバイスは値上がりします

皆様こんにちは。
どうも首の後ろが痛いです。
医者にもかかったんですが、おそらく毛穴から何らかの細菌が侵入したんであろうとのこと。
どっちかというと左側なんですが、右向くだけで結構痛いです。
早く治ってくれればいいけどな。
では、今回のお話に入りましょう。

深刻な半導体供給不足

現在、世界的なレベルで半導体が不足しつつあります。世界の主なPCメーカーが、受注した分のPCを期日までに納品できないと表明しています。

結論から言ってしまいますと、これはAIに対応できるパーツへの需要が急激に増加したためです。AIに対応できるプロセッサもメモリも、これまでのそれらとは比較にならない高性能を要求されます。当然、単価も高くなります。

というわけで、世界の半導体メーカーはAI対応のパーツを作る方に注力するようになっています。これ自体は、別に悪いことではありません。利益率の高い商品に力を入れることは、企業として当然のことです。

しかし、どのメーカーもそうですが、最新型のパーツに対する需要がこれほど急激に高まることは想像していませんでした。というわけで製造のための設備は用意がなかったんです。ですので、これまでのパーツを製造していたラインをAI用のパーツ製造に振り替えました。その結果、これまでのパーツが不足しだしたということになっているわけです。

高性能なAI対応パーツの多くは、最終的にはAIをクラウドで提供している大企業に納入されていく場合が多いです。つまりサーバー用ということになります。最終的にPCという形にされて、企業や個人に流れていくパーツが不足するということになります。

つまり、PC市場は今後かなりのあいだ品薄状態が続くということが予想されます。PC市場と言ってますが、半導体の不足によるものなのですから、スマートフォンをはじめとする他のデジタルデバイスにも当然余波は及びます。

最新型の値下がりが期待できない

PCをはじめとするデジタルデバイスは、最新型が出たときに値段を見て「高いなあ」と思ったらしばらく待つことによって値下がりが期待できました。しかし、いまの状況を見ると、今後しばらくは最新型に限らず値上がりしていくことが予想されます。

どのぐらいの値上がりが予想されるか、ということになりますと、最悪の場合これまでの倍ぐらいの値段がつくことになりそうです。

では今後しばらくというのがどのぐらいなのかという問題ですが、半導体メーカーが設備投資を行って製造ラインが十分に拡充されるまで最低でも3年はかかると思います。そのぐらいの期間は覚悟しておかなければいけないということになりそうです。

ハイエンドを諦めてミドルレンジモデルを選ぶ風潮

私のような自作派が1台PCを組もうというとき、パーツ(特にプロセッサ)から決めていくということが多いです。日本という国は世界でも珍しい国で、自作派がハイエンドモデルを選ぶことが多いんです。世界的には、ミドルレンジモデルが選ばれることが普通です。

しかしそんな日本人でも、今後しばらくはハイエンドモデルに手が届かないという現実に突き当たることになりそうです。日本人もミドルレンジモデルを選ぶのが当然という状態になっていく可能性も十分にあると思います。

念のために言わせていただきますと、ハイエンドモデルではなくミドルレンジモデルを選ぶというのは、合理的判断だと思います。と言いますのも、いままさに私が陥っている状況なのですが、ハイエンドモデルを入手したら性能が高いので長期間使えます。それは確かです。しかし、その「長期間」のうちにもハードウェアもソフトウェアも進化していきます。進化したものを使えない、という状態が、ハイエンドモデルを使っているユーザーには起こりがちなのです。

私が今自分で使っているPCは自作機なのですが、パーツを選ぶときに「Kaby Lakeを使う」ということを一番最初に決めました。とにかく長く使えることを意識して、メモリも64GB積みました。というわけで、いまでも全くストレスなく使えているのですが、それが故にWindows11が使えないという問題にいま直面しています。こういう事態を防ぐために、ミドルレンジモデルを買っておいて細かいサイクルで入れ替えていく、というのは合理的な判断です。

いま「買い換えたいなあ」とお考えの方々へ

というわけで、PCやスマホを買い換えることをご検討されている方々にお勧めしたいと思います。

もしお金が有り余るほどあって、いくら高くても最新型のハイエンドを買える人なら何も考える必要はないと思いますので省きますが、値段と性能を睨みながら「買い換えようか、辞めようか」とお考えの方は数多くいらっしゃることと思います。

まず「いまの機械でも何とかならなくはないんだけど、もっと快適に使うために買い換えようかな?」ぐらいのモチベーションの方、いまは買い換えなくても良いと思います。頑張ればあと3年ぐらいは使えそうなら、そういう選択をすることをおすすめします。

逆に「これまでギリギリで耐えてきたけどもう限界!」という切羽詰まった状況にいらっしゃる方は、一刻も早く買い換えるべきです。最新型は今後値段が上がっていく方向に動くと思います。買いたくても市場に流通していないという状況に陥る前に、なるはやで購入しましょう。

現状は「AIバブル」ではないのか?

AIは人類に恩恵をもたらすものとして作られたはずなのに、実際には恩恵にあずかれる人を選ぶ状況になってしまっているという皮肉な状態になっています。

「IT」と言えば「AI」というのが必ずついてくるような合い言葉みたいな状況は、一種のバブルではないかと思えてきてしまいます。私は10歳代のころリアルにバブル景気を経験している世代なんですが、あの頃は「土地」と言えば絶対に儲かるという根拠のない思い込みをみんなが持っていて、それがどういう土地なのかというのも確認せずに大金を投入する人が山ほどいました。その結果どうなったかは皆様ご存じだと思います。もし、個別具体例を知りたいという方がいらしたら、吉川祐介さんという方が情報発信していますので見てみてください。

「AI」と言われればその内容も精査せずに大金を突っ込んじゃっている現状は、土地は儲かるという迷信がはびこっていたあの頃に重なって見えます。

「軽自動車でいいや」のIT業界でいいのか?

バブル崩壊後の底冷えのするような不景気の中、こんなことが言われました。

「この不況は、高級車に乗っている人が、もうしばらく新車に乗り換えるのはやめよう、というようなタイプの不況ではない。高級車はもう買えそうにないから、軽自動車で我慢しよう、というような不況だ。つまり、我慢している人たちがしばらくすればいずれまた高級車を買ってくれるようなことは期待できない。軽自動車でいいと腹を括った人たちは、まだまだ乗れる軽自動車を捨ててまで高級車を買うようなことはしない。業界の規模全体が縮小していくタイプの不況だ」

IT業界も同じことで、最新型のAIプロセッサを載せた機械を高いお金を出して買うようなことはもうできそうにないから、もっと安い何ものかで済ませておこう、ということになるんじゃないかと思います。典型的には中古PC+Linuxということですね。

私も、AIの便利さは認めています。しかし、だからと言ってIT業界全体がAIに全振りするほどのものでもないと考えていることは以前にも述べましたとおりです。

最新AIを追い求めたばかりに、デジタルデバイスの市場全体が縮小していく方向にならなければいいけどな…というのが、私のいまの素直な感情です。

では今日はこんな感じで。
正直、次がいつになるかわかりませんが、よろしくお願いいたします。
次回もよろしくお願い致します。
目次へのリンクを張っておきます。

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なお、弊社の業務をご紹介するちゃんとしたWebサイトは現在本当に頑張って作成作業中です。今しばらくお待ちください。
今日もありがとうございました。

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