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バックアップは取っただけでは終わらない ― 復旧テストはなぜ必要なのか

皆様こんにちは。
いやあ、急激に暑くなりましたね!
最高気温が40℃越えってなんなんじゃ!と思います。
相当ひどい病気に罹っても体温40℃なんて滅多に超えません。
それを外から攻撃してくるなんて勘弁してくれって感じです。
多分、あと2ヶ月ぐらい暑さが続くんだろうなあ。
正直、夏は苦手です。

さて、本題に入ってまいりましょう

今回は「バックアップは取っただけでは終わらない」
というお話をしたいと思います。
前回とちょっと被るような気もしますが、そこはご寛容ください。
また、本日更新しましたLinketInにも似ています。
そこは見逃してください。

では、話を始めますが、
私はWindows95の時代に、
バックアップソフトのサポート要員になるという形で
IT業界に足を踏み入れました。

Windows95というのは
とにかくクラッシュしやすいOSでした。
ですので、バックアップを取っておきたいという
需要は多かったわけですね。

だから、専用のバックアップソフトができまして、
一般に販売されていたわけです。

Windows95も大概出来の悪いソフトだと思いますが
(OSもソフトです!)
このバックアップソフトも正直ひどいものでした。

ソフトの使い方が、マニュアルを読んでもさっぱりわからない、
というところで、アメリカ製ソフトあるあるだなと思うんですが
経験を積んでいくうちに私はひとつの結論に至ったのです。
それは…

このソフトは、バックアップされたときの環境そのものに
リストアすることしか想定していない

ということです。

たとえば、HDDが寿命を迎えたから新しいのに替えよう、
というような需要も満たしていなかったのです。
(まれに動くときもありましたが)

このソフトの専任サポート要員は私しかいなかったのですが、
それはどうもあまりにもこのソフトの出来が悪すぎたので
誰もが敬遠してしまい、
新しく入ってくる人間がいるからそいつにやらせよう、
ということになってしまったようでした。

生活がかかっていたので、必死に食らいつきました。
当時の私は本当に偉かったなと思います。

では、どうすればよかったのか?

このころは、まだHDDがかなり高価な時代でした。
ですので、HDDを節約するために、このソフトでは
外付けの大容量リムーバブルディスク、
MOとかZIPとかその辺ですね。
そういったものにバックアップを取る仕様でした。

それを考えるとお客様にはあまりに酷なご提案ではあるのですが、
システムドライブとデータドライブを物理的に分けて、
絶対に死守すべきはデータドライブ、ということを念頭に置き、
システムドライブは極力シンプルな構成にしておいて、
Windows95がクラッシュしたら場合によってはHDDを交換し、
環境は時間をかけて再構築したらよいのではないでしょうか、
こんなご提案しかできませんでした。

実際、このころ
「システムは再構築できるが、データは再構築できない」
なんてことが言われまして、
Windows95がクラッシュしたら環境再構築に3日完徹、
なんてことは珍しくもなかったのです。
まるでWindows95に人間が傅いているような、
ひどい時代だったと思います。

そしてこのバックアップソフトをお使いの方は、
バックアップが完了した時点で
HDDを取り替えて試しにリストアしてみればよかったと
私は考えています。

少なくとも、
「全てが失われてしまった」
という最悪の事態は避けられたと思います。

ただ、そうなると
「このバックアップソフトはなんのためにあるの?」
という疑問は避けられなかったわけですが、
そういうご質問があった際には、私は
「お察しください」
的なことを言うほかありませんでした。

現在から考えると本当に何もかも技術が未熟でしたね。

いま現在はどうなっているのか?

それでは、いま現在はバックアップのありようというのは
どうなっているのでしょうか?

この30年ほどの間に起こった出来事といえば

  • HDDの大容量化・低価格化

  • SSDの登場

  • クラウドの発達

  • テープドライブの大容量化

  • ソフトウェア類の大容量化

ぐらいが挙がるのかなと思います。

とにかくいろいろ大容量化しました。
起動ドライブも大きくなり、
インストールされているソフトも多くなった結果、
「3日完徹」でどうにかなるものではなくなっています。

また、ソフトウェアが高機能化したことにより
作成されるデータもまた容量が大きくなっています。
Windows95の時代には考えられなかった
「動画のノンリニア編集」
なんていうことが個人でも当たり前にできるようになりました。
私も時々やっています。

ただ、そのころと比べますと
「データが失われる」
「システムが壊れる」
シーンも様々に生まれてきています。

こうなると、私がWindows95の時代に苦しめられたような
単純なバックアップソフトだけでは到底備えが足りません。

データ(システムも)を失わないようにするにはどうすべきなのか、
ビジネスを止めないためにはどうすべきなのか、
そこを考えなければならない時代になっていると思います。

というわけで、それをご説明したいなと思っているのですが
もう文字数が2000字を越えてしまいました。

だいたいこのnoteでは1回あたり2000字で終わりたい、
というのが私の基本的な考え方ですので
(そうなっていないことも多いですが)
今回は区切りもいいのでここで終わりましょう。

ビジネス(完全な私用PCの場合は趣味も含めますが)が
連続性を失わないためにはどうしたらよいのか、
次回から何回かに分けて語らせていただきたく思います。

よろしくお付き合いください。

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では今日はこの辺で。

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