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DR・BCPの目的は「復旧すること」ではありません

暑いですね。
なんだか何をするにも意欲が湧かなくて困ります。
ある調査によると、気温が1度上がるたびに、人ひとりが摂取する糖分は平均0.7グラム多くなるんだそうです。
どうしても炭酸とかアイスとか欲しくなりますもんね。
長期間にわたる不摂生ではなく、短期でいきなりやってくる糖尿病系の病気も結構ありますので、皆様気をつけてください。
さて、本題に入りましょうか。

再度強調します「バックアップは取るだけでは意味がない」

これは何度でも言っておきたいことなんですが、バックアップは取得するだけでは意味がありません。

バックアップを取得したら、例え一部分でも構いませんので、復旧テストを行ってみてください。

私がかつて格闘していたWindows95用のバックアップソフトとは違い、今のバックアップソフトは「一部分だけ復旧」ということも「別のメディアに復旧」ということも出来るようになっていると思います。

フリーのバックアップソフトを検索してみただけで、以下のように便利そうなソフトがたくさんある時代になりました。

これら、絶対私がWindows95やSCSIアダプタと格闘しながらサポートを行っていた有料ソフトより高機能だと思います。

というか、私も久しぶりに「バックアップ フリーソフト」で検索したら上のページが出てきたんですが、明らかに私が使っているものより進化していますね。あとで試してみましょう。

それもこれも、HDDが安くなったり、クラウドが進化したりという事情でバックアップ先がいろいろ出てきてそこで悩む必要がなくなったということが大きいんでしょうね。

私がサポートしていたソフトは「大容量リムーバブルディスク」か「テープ」かいずれかでした。「同じような目的で作られて、しかし互換性のない機械」がデファクトスタンダードの座を巡って覇権争いをするという事態を「規格競争」と呼びますが、これは、自分が関係ないところから眺めている限りにおいては面白いのですが、巻き込まれたらたまったもんじゃありません。そして私は巻き込まれた。この辺の話、出来ればしたいんですが、まあ別の機会にしましょう;。

バックアップからの復旧はゴールではありません

これはさっくりと答えを言ってしまいましょう。バックアップからの復旧の目的は「業務再開」です。システムだけが復旧してもどうしようもないのです。

「サーバーは無事に復旧しました!」

と聞くと、何となく「ホッ」とする方が多いと思います。もちろん、それは間違っていません。ですが、そこで100%の「ホッ」を感じてしまっては困るわけなんですね。まだ50%ぐらいにしておいてください。

たとえば「Active Directoryは復旧したが、誰もログインできない」というようなことだってあり得るわけなんですね。DHCPサーバーがまだ動いていなかったため、各PCがIPアドレスを取得できない。これでは、業務の再開は出来ませんよね。

会計システムは動いたが、プリンターが使えない

これ、結構多いんじゃないかと思います。
プリンターって、コンピュータの中ではデジタルで扱われている画像データを、紙というアナログ媒体に移すものであるという事情でしょうか、オフィスの中でも特にトラブルの多い機械なんじゃないかと私は思っています。しかし、なければ困る機械でもあるんですね。

プリンタが動かない理由としては

  • プリンターサーバーが未復旧

  • プリンタードライバーが消えている

  • ネットワーク設定が変わっている

などが考えられます。また、どう設定を変えてもプリンタが動かないなんていう場合には、散々悩んだ挙げ句単なる紙詰まりだった、なんていうこともよくある機械です。

NASは復旧したが、共有フォルダーの権限が消えた

共有フォルダのアクセス権がなぜか外されてしまっている、なんていうこともよくあるんですよね。私個人の経験としても、特に理由が思い浮かばないなんていうことはよくあります。

以前から申し上げておりますとおり私の業務環境の話をするわけにはいけませんので私の個人的PCの話をしますが、私はメインPCの他に音楽再生専用PCを置いています。そしてメインPCにも音楽用PCにも音楽ファイル専用のフォルダがあり、相互に共有しています。

そして、出来れば音楽再生専用PCはLinuxで運用したいと以前から考えていますので、暇を見つけては音楽再生専用PCの起動ドライブは1回外し、空きのドライブを接続してLinuxをインストールして…てなことをやってるわけなんですね。

そしてやっぱり上手く行かないので「作業はここまでにしようかな」と思って、元のWindowsがインストールされたドライブを起動ドライブとして繋ぎ直したら、どういうわけか共有が上手く行かなかったりするんですよね。

正直これ、私にも理由が全然わからないんです。まあ、軽微なトラブルなので共有設定をし直せばいいだけなんですが、それ以外にも「ちょっとここ改善してみようかな」と思って弄ってみたら、以前にも申し上げております「3日完徹」なんていう状態にもなるんです。

個人用の環境をちょっと弄っただけでここまで大変なことになるのですから、オフィスが大々的に落ちたら、なんてことになったら大惨事です。だからこそ、いろいろな事態を想定して日頃から復旧のシミュレーションと知識共有をしておくことが重大になります。

てなところで文字数が2000文字をだいぶ超えてしまいました

というところで私が目処としている2000文字をかなり超えてしまったんですよね。ありがちトラブルの話はまだまだあるんですけど、全部書いたら長すぎるのでとりあえずここでいったん今日は終えましょう。

次回は「メールサーバーは動いたが、DNSが切り替わっていない」という話から始めたいと思います。

毎度のお話ではありますが

毎度お伝えしておりますフォームのご紹介です。

5分でわかる DR/BCP体制 危険度チェック

バックアップの取得状況や復旧体制などについてご回答いただくことで、
現在のDR/BCP体制を簡単にセルフチェックできます。

「バックアップは取っているけれど、本当に十分なのだろうか。」

そう感じられた方は、ぜひ一度お試しください。

また、より詳しいご相談をご希望の方には、お困りごと相談フォームもご用意しております。

こちらは基本無料、人間による回答となります。
バックアップ運用、リカバリテスト、データ復旧、DR/BCP体制の構築など、お気軽にご相談ください。

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では今日はこの辺で。

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