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日経平均株価チャート比較(リーマンショック時と2025年3月)

※本雑記は株式購入を勧めるものではありません。
※本雑記は株式売却を勧めるものではありません。
※本雑記は私個人の見解です。
※株取引等は自己責任でお願いします。


■リーマンショックとは?

17年ほど前の話になります。
私はリーマンショックを経験しています。
当時は若手の社会人でした。

米国のサブプライムローンの焦げつきを発端とした
経済危機が発生し、
いくつもの会社が潰れました。

参考までに当時の日経平均株価チャートを以下に示します。

なお、サブプライムローンを簡単に説明すると
低所得者向けの住宅ローン(高金利)です。
2007年前半、米国では
誰でも家が買えました。
そして買った家はどんどん値上がりするという、
ある意味、パラダイスな好景気でした。

そしてお金を貸す側は、取りっぱぐれがないよう、
リスクヘッジのため、
サブプライムローンを金融商品化して売り出します。
この金融商品が複数の金融商品内に組み込まれたため、
大規模な金融危機をもたらす原因になりました。

さて、話を戻します。
米国の好景気にも終わりが来ます。
高インフレ、高金利に社会が耐えられなくなります。
住宅ローンが返せなくない人が続出しました。

そこからは連鎖的に問題が波及していきます。

結果的に株価は急落し、激しい円高になり、
景気が急速に悪化していきました。

当時、リーマン・ブラザーズという
大手投資銀行があったのですが、
この経済危機で破綻しました。
米国政府もリーマン・ブラザーズを救済しませんでした。
(当時、救済する、しないで、かなり揉めていました)

なお、リーマンショックは
リーマン・ブラザーズという会社が
単独で引き起こした経済危機というわけでなく、
サブプライムローン絡みで破綻した1社に過ぎません。

象徴的な意味合いで、
後にこの経済危機を「リーマンショック」と呼ぶようになりました。
当時、経済危機にまだ名前はありませんでした。
もっぱら「サブプライムローン問題」と
呼ばれていたと記憶しています。

■リーマンショック前にあったこと(1)

リーマンショック前にあったことを少し整理したいと思います。
まず1990年代後半、ITバブルが弾けました。
(バブル崩壊に苦しむ日本にとっては、ダメ押しでした。)
日本の景気は低迷し、
1990年代後半から2000年代前半は、
後に就職氷河期時代と呼ばれます。

なお、「モーニング娘。」の「LOVEマシーン」は
そんな経済絶不調のときの歌です。
とても明るい、元気になるステキな曲ですが、
日本ではバブル崩壊、さらにはITバブルまではじけたため、
当時、日本の未来は世界がうらやむもの
ではありませんでした。

■リーマンショック前にあったこと(2)

このITバブル対策として、
世界各国はお金をバラ撒きました。

バラ撒くというと聞こえは悪いですが、
なんとか経済を良くしようと、
お金が社会に回るように工夫したのです。

その結果、日経平均は2003年に底打ちしています。

■リーマンショック前にあったこと(3)

一方、ITバブル対策でお金が市場に大量に流れたため、
その後、米国ではインフレが始まります。
対策として米国では金利が上昇していきます。

それでも米国の景気は加熱していき、
日本でも徐々に景気が回復し始めました。
日経平均株価も上昇し始めます。

2007年前半は、
米国景気が最高潮になり、
明るい経済ニュースであふれました。

ただし、2007年7月、8月、
株価の急落がありました。

一方で、新聞、ニュース等は、
「株価の急落は一時的なもの」という報道を
ずっと続けていきます。

さて、その後どうなったかというと、
2007年7月から、日経平均株価は徐々に下がり始めました。
どんどん、どんどん下がり、
2008年9月には、リーマン・ブラザーズが破産申請しました。
そして、
なんと日経平均株価が底打ちしたのは、
2009年2月です。
およそ1年半、日経平均株価が下落していきました。
(ただし一時的な反発はありました)

■直近の日経平均株価との比較

さて、ここまで17年前の流れを説明しました。
ここからは私の個人的な考察になります。

17年前と現在、状況が似ていると思うのです。
-------------------------------------------------------
(1)ITバブル崩壊 ⇔(1')コロナショック
(2)ITバブル対策 ⇔(2')コロナ対策
(3)好景気 ⇔(3')好景気
(4)インフレ対策⇔(4')インフレ対策
(5)リーマンショック⇔(5')??????
-------------------------------------------------------

直近5年の日経平均株価と
17年前の日経平均株価のチャートを比較してみました。
チャートの形がかなり似ています。

日経平均株価チャート比較(月足)

株価上昇、下落のタイミングこそ多少ズレはありますが、
チャートの形が似ていると思っています。

2025年4月以降、
つまり今後、どう推移するかは不明ですが、
個人的には、
徐々に日経平均株価は下落していくのではないか、
と危惧しています。

もちろん、チャートの形が似ているからといって、
リーマンショック級の経済危機が来るとは言いません。

また17年前より、現在の経済システムは強固です。
危機は起きにくいと考えます。

一方で、何らかの警戒シグナルとして、
つまり17年前の歴史的教訓として、
多少なりとも危機意識を持っておくことは大切だと思います。

現在では、新NISAやiDeCo、確定拠出年金等を
自分で運用している人も多いと思います。
またより積極的に株取引をしている人も多そうです。

17年前にどんなことが起きたか?
そして当時の新聞、ニュースはどう報じていたのか?

あくまでも私の記憶が正しければ、
2007年中頃まで、
「この好景気は続く」
「今、株を買わないのはもったいない」
「乗り遅れるな」
と散々煽っていたと記憶しています。
一部懸念はあるにせよ、
経済はなんとかなるというスタンスの報道が大多数でした。

株価の下落が始まっても、
「これは一時的なもの」
「好景気は続く」
「下落した時に株は買うもの」
とひたすら火消しをしていたと記憶しています。

いよいよ「経済がまずい」と報道し始めたのは、
株価が30%ぐらい下げた後だと記憶しています。

■まとめ

日経平均株価のチャートについて、
17年前(リーマンショック前)と現在を比較し、
チャートの形と状況が似ていることについて述べました。

一方、必ずしもリーマンショック級の危機が来るとも言えません。
ただし、リーマンショックの教訓を多少なりとも活かし、
ある程度、株式を現金化する等の
リスクヘッジも大切だと思います。

■感想

17年前、私はだいぶ痛い目に合いました。
ダメージが回復するまでに約5年かかりました。

当時の経験から、
2024年7月中旬のタイミングで、
私は確定拠出年金等をすべて円定期に変更しています。

余剰金で株取引をするのはかまいませんが、
本当に大切な退職金や年金等は、
慎重に運用すべきと考えてのことです。

もしかすると、
杞憂に終わるかもしれません。

そしてできれば杞憂に終わってほしいと考えています。
でも、引くときは引く。
攻めるときは攻めるという、メリハリは大切だと思います。

本雑記を読んで、
私のことを心配性と笑うもよいですし、
リスクヘッジとして、少し株式のウエイトを下げて、
現金化するのもよいと思います。

将来どうなるかなんて、
誰にも予測はできません。
それに私は超能力者でもありません。

ゆえに、このあたりは、
自身の胆力を求められるのだと思います。

なお、2025年後半、この雑記について、
振り返りをしたいと思います。

個人的には私自身の予想が外れることを祈っています。

追伸、
2007年7月から2008年中頃までを
「リーマンショック前」と表現するのはおかしい、
と指摘があるかもしれません。

ただ、それは、2025年から見た視点です。
当時、
「これはやばい!」
「もう経済危機だ」
と報道があったのは2008年中頃からだと記憶しています。
つまり、
まだ2008年前半は、経済危機だと認識されていなかったのです。
ですから「経済危機」と認識される前を
「リーマンショック前」という表現しています。
あくまで本雑記内だけの視点です。
17年前から見た視点ということでご容赦ください。

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お疲れカツカレー チップをいただけるような素敵な雑記が書けたらなぁ~(遠い目)。

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